龍馬を超えた男小松帯刀

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著者 : 原口泉
  • グラフ社 (2008年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766211375

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龍馬を超えた男小松帯刀の感想・レビュー・書評

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  • NHK大河ドラマ『篤姫』で認知度もあがった小松帯刀についてかかれた本。
    篤姫を見ていなかった当時、書店で見かけてずっと気になっていました。
    結局半年後に購入。

    読めば読む程、小松帯刀清廉のすごさが判る。
    薩摩藩内はもとより、こんなに幕府朝廷外国で信頼され頼りにされた人物がいたのか!!
    もし、小松帯刀清廉が35歳の若さで明治三年に亡くならなかったら…病気がちではなかったら…。。

    大政奉還後の、王政復古の大号令の内容からして違っただろうし、坂本龍馬もあの時期に暗殺されなかったかもしれないし、
    そう考えると戊辰戦争に至る流血も、もう少し違ったものだったかもしれない。
    西郷が、不満を持つ薩摩藩士達と共に西南戦争を起こして亡くなることも、ひょっとしたら大久保利通もあの時暗殺されずに済んだ可能性もある。
    (徳川宗家の藩士達の転職斡旋に心を砕き、藩士の反抗がほとんど起こらなかった(最も戊辰戦争でそういう藩士はほとんど帰らぬ人になったのかもしれないけど)勝海舟と同じように、きっと小松帯刀清廉も、薩摩藩士達の転職斡旋に心を砕いたに違いない…と思うのだ)
    素人のワタシさえ、ついこういうことを夢想してしまう。

    しかし、小松帯刀清廉のすごさは…私腹を肥やそうとしなかったこと。
    あらゆる役職は断る事なくがんがんどんどん兼務する彼が(病に苦しみながらも新政府の外務大臣(玄蕃頭-げんばのかみ-)などを勤めるのよー)
    再三再四の典禄や加増といった褒美を頑として辞退する姿に、心打たれました。
    著者がそういう所を強調したいのもあるんですけどね。

    ドラマを見て興味が沸いた人はぜひ読んでみてください。
    著者 原口泉氏は『篤姫』の時代考証を担当した人でもありますよん。

  • 幕末維新英雄である龍馬や西郷の本を読んでいるとしょっ中小松帯刀と言う名前が出てくる。特に一脱藩浪人だった龍馬が幕末に何故あれだけ活躍が出来たのかずっと不思議に思ってますが、前半は勝海舟だったのは明らかですが、後半は小松帯刀が裏にいたからと言う事だったんでしょうね。幕末を勉強してる人以外はほとんど知られていない小松帯刀ですが、慶喜の大政奉還にも多大なる影響を与えたらしい。
    面白いのは天保6年(1835)生まれの同年に龍馬・松平容保(京都守護職 会津藩主)・有栖川熾仁親王(14代家持に降嫁した和宮の元許嫁で戊辰戦争で東征軍大総督)がいたようで、「花の天保6年組」です。
    彼は若くして島津斉彬に登用されて以降、薩摩だけでなく、日本の将来にかなり深く関わっており、かなりのキーパーソンであったのがよくわかります。
    ただもっと詳細に龍馬・西郷・大久保、さらに他藩のキーパーソンや慶喜との関係を見せて欲しかったですね。

  • 特記すべき事項なし。小松帯刀については、もう少し、骨太の評伝が読みたい。

  • [2014.04.08]

  • 幕末の薩摩藩家老、小松帯刀の伝記です
    著者は幕末の歴史における個人の力よりも組織の力を重視しており、薩摩という日本で2番目に大きな藩が一丸となって維新を成し遂げたことに注目しています
    その原動力となったのが小松帯刀であったと高く評価しています
    「龍馬を超えた男」という題名は最初は違和感を覚えましたが、読み終わった後には納得できる気がします

  • 維新の立役者である西郷隆盛や大久保利通が活躍できたのも小松帯刀がいたためであるという。この人、その功績に比べ有名ではないのは早く亡くなった事(35歳で死去)もあるが名利を求めない無私の心にあるという。

  • ちょっと持ち上げすぎじゃないかなーと思わないでもないけど、先を見据えて無私に世の中を良くしようと奔走する姿はかっこいいですね。

  • (2010.08.06読了)(2009.11.29購入)

    【目次】
    はじめに―知られざる幕末の英傑、小松帯刀
    第一章 同年生まれ、龍馬と帯刀の運命的出会い
    第二章 島津にまさる旧家で培われた小松帯刀の資質
    第三章 激動の時代が待ちわびた家老・小松帯刀の誕生
    第四章 帯刀・龍馬の出会いで進んだ薩長同盟
    第五章 帯刀が慶喜の大政奉還に与えた影響
    第六章 病身をおして果たした、最後の仕事
    おわりに―小松帯刀の生き方は現代人に何を訴えるか
    年表
    参考文献

    ●龍馬と中岡(209頁)
    武力によらず平和裡に新政府を作るという龍馬に対して、武力討幕でなければ真の改革はできないと、中岡は主張しました。その議論の最中に刺客が襲ってきたのでした。
    慶喜は、志士たち憎しで固まっている人々に「龍馬は殺すな」と言ったそうです。
    ●高杉晋作、岩倉具視(230頁)
    長州では、正義はの高杉晋作の決起があって、下級武士による藩政の掌握というどんでん返しが起きています。
    朝廷では、岩倉具視のような身分の低い公卿が朝儀を握るというどんでん返し、すなわちクーデターが起きました。
    (2015年1月15日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    篤姫と同時代を生きた“幻の名宰相”。西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、徳川慶喜。尊皇・佐幕の壁を超えて「小松なくば何もできぬ」と言わしめた幕末最大の英傑、小松帯刀の知られざる生涯。

  • 一気に小松帯刀ファンvv
    徹底して慎んでいる姿勢がなんともカッコイイです。

    篤姫の時代考証してる人が著者さんらしいですよ。

  • 篤姫ブームに合わせて小松帯刀の功績をなぞっただけの内容。

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