実験国家アメリカの履歴書: 社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766410136

作品紹介・あらすじ

アメリカを語る際に必須の基礎知識を幅広く網羅しつつ、現代アメリカの動向を読み解くための歴史的視点をわかりやすく提示する、待望のアメリカ論。評判の授業の講義ノートをこの一冊に凝縮。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/31360

  • 慶応義塾大学で1・2年生向けに開講されていたアメリカ研究入門の講義ノートを基に執筆された本書。独立の前史から1990年代までの流れがわかりやすく・かつコンパクトにまとめられています。アメリカの歴史、文化、政治、法律、歴史を1冊でおさらいすることができるので、アメリカ文学・文化を学ぶ学生はもちろんのこと、特定の分野に踏み入るのではなく、アメリカという国をざっくり概観したい方にもおすすめです。
    巨大で奇妙で素晴らしく、そして見過ごせない国であるアメリカ。その現在・過去・未来につながる何かを見出すヒントが得られると思います。
    (ラーニング・アドバイザー/図情 KOMINAMI)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1195344

  • 慶應大学の講義に必要な図書として購入したが、この本だけで講義を受けるのと同じくらい勉強になる。
    とても悔しいが、アメリカの歴史を理論立てて現代まで理解したい人におすすめしたい。
    唯一文句を言うところがあるなら、巻末の索引だけではなく語の説明まで作ってほしいところで、
    せっかく2400円も払うのだから…という点でしかない。

  • アメリカ文化・社会・歴史を包括的に論じており、かなり勉強になった。もちろんこぼれ落ちている要素もたくさんあるのだろうが、それでも、読了後にアメリカの社会構造や価値観の変遷について、かなり具体的にイメージできるようになった。

  • 大2夏の短期留学前に、課題図書として読んだ。
    短期間で飛躍的な発展を遂げたアメリカには元々興味があったのだが、この本を読んで、失敗を恐れずに次々と実験をするかのように躊躇なく新しい試みに踏み出していくaggressiveさがよく分かった。ゼミのテーマ決めのために、もう一回読もうかな★

  • テストのために読んだけど、アメリカ史を民族というのを少し批判的に見るにはいいかも。でも内容もう結構忘れちゃったなぁ。。。

  • 短期留学の課題で読む。
    割と読みやすいし、アメリカが単にアメリカンドリームやら善悪二元論の単純な仕組みでできているわけではないことがよくわかる。

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著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授。1964年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程修了。
専門:アメリカ文化研究、現代アメリカ研究、アメリカ文学。

主要著書:
【単著】
『性と暴力のアメリカ―理念先行国家の矛盾と苦悶』(中公新書、2006)、『現代アメリカを観る―映画が描く超大国の鼓動』(丸善ライブラリー、1998)
【共著】
『記憶を紡ぐアメリカ―分裂の危機を超えて』(慶應義塾大学出版会、2005)、『新・アメリカ研究入門(増補改訂版)』(成美堂、2001)、『物語のゆらめき―アメリカン・ナラティヴの意識史』(南雲堂、1998)、ほか。

「2016年 『実験国家 アメリカの履歴書 第2版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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