評伝 岡部長職: 明治を生きた最後の藩主

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  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766412918

作品紹介・あらすじ

▼変らないのは、だんじり祭とこの海の眺めばかり——。弱冠16歳で、和泉岸和田藩最後の藩主の座を去り、やがて新時代のエリートとして再生した岡部長職(おかべ ながもと 1854〜1925)。最後の殿様の波瀾に富んだ生涯と激動の時代を丹念に描いた本格的評伝!▼岡部は、16歳で藩主の座を降りた後、慶應義塾で平民と机を並べて学び、アメリカ(イエール大学)、イギリス(ケンブリッジ大学)へ留学、帰国後は外交官を経て、貴族院議員、東京府知事、司法大臣、枢密顧問官を歴任、明治時代のエリートとして生き抜いた人物。

著者プロフィール

小川原 正道(おがわら・まさみち):1976年生まれ。慶應義塾大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科客員研究員。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は日本政治思想史。著書に『福沢諭吉――「官」との闘い』(文藝春秋)、『福沢諭吉の政治思想』(慶應義塾大学出版会)、『小泉信三――天皇の師として、自由主義者として』(中公新書)、『日本政教関係史――宗教と政治の一五〇年』(筑摩選書)、編著に『独立のすすめ 福沢諭吉演説集』(講談社学術文庫)などがある。

「2023年 『福沢諭吉 変貌する肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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