20世紀 1901~1951年 (オックスフォード ブリテン諸島の歴史)

  • 慶應義塾大学出版会
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766416503

作品紹介・あらすじ

20世紀の始まり。岐路に立つ帝国

▼本書第10巻では、ヴィクトリア女王が死去した1901年から第2次チャーチル内閣成立の1951年までを対象とし、2つの大戦、労働党政権の成立と福祉国家の形成、インドの独立とコモンウェルスの再編、大衆消費社会の誕生など、時代の転換をつくったキーワードをおいながら、帝国の最盛期が再編を繰り返しつつ、徐々に終焉に向かう過渡期の時代、50年を展望する。

▼本文註釈、訳註、索引用語解説、年表、地図等が充実しており、20世紀前半のイギリス史を学ぶ初学者の手引書としても最適。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内容説明
    イングランド一国史観を超えて、ブリテン諸島諸地域の構造的関係を視野に、政治、経済、社会、文化の変容を描く画期的通史。
    本書第一〇巻では、ヴィクトリア女王が死去した一九〇一年から第二次チャーチル内閣成立の一九五一年までを対象としている。
    二つの大戦、労働党政権の成立と福祉国家の形成、インドの独立とコモンウェルスの再編、大衆消費社会の誕生―。
    これら時代の転換をつくったキーワードを追いながら、帝国の最盛期が再編を繰り返しつつ、徐々に終焉に向かう過渡期の五〇年を展望する。

    目次
    序論 中間点―半世紀のブリテン諸島と「帝国」
    第1章 ブリテン諸島/イギリス帝国―二重の委任/二重のアイデンティティ
    第2章 統治者の選出/選ばれた者の統治
    第3章 イギリス的やり方と目的
    第4章 イギリス人であること―信条と文化
    第5章 統合と分離―勝利の代償
    第6章 後退する優位―イギリス経済
    第7章 富、貧困、進歩
    結論 衰退と進歩

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

クィーンズ・ユニヴァーシティ・ベルファースト教授。
主要業績 The British Army and the Crisis of Empire, 1918-22 (1984); States of Emergency: British Governments and Strikebreaking since 1919 (Peter Hennessyとの共編, 1983); ‘An Irish Empire?’ Aspects of Ireland and the British Empire (1996); A Military History of Ireland (Thomas Bartlettとの共編, 1996); Ireland and the Great War (2000).

「2013年 『20世紀 1901~1951年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

キース・ジェフリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×