名誉としての議席

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  • 慶應義塾大学出版会株式会社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766418330

作品紹介・あらすじ

議会制度の母国に、議会は民意を代表せず、候補者は議席の獲得だけを目指す時代があった-。16世紀エリザベス治世期における議会の儀礼的側面、議事手続の実態、議員と選挙区の関係を、一次資料から追究。国王の表象戦略や、パトロネジ・ネットワークの分析から、新たに勃興した有力階層=ジェントリと中央政府との関わりを捉え、「名誉としての議席」の争奪が国制に組み込まれた、テューダー朝期独自の統治構造を明らかにする実証的研究。近代と革命のアナクロニズムに捉われた研究史を批判的に乗り越え、イングランド議会史の再構築を目指す気鋭の力作。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1978年生まれ。2009年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。
現在、慶應義塾大学文学部・東京国際大学経済学部非常勤講師。

「2011年 『名誉としての議席』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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