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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766420210
作品紹介・あらすじ
「ゴシック小説」は、18世紀末から19世紀にかけて英国で興隆した。本書では、主に19世紀英国の「ゴシック小説」を取り上げ、「怪物」、「旅」、「写真」、「博物館」、「自己像」という視点から読み解き、その成り立ちと物語構造を明らかにする。『ケイレブ・ウィリアムズ』、『フランケンシュタイン』、『ドリアン・グレイの肖像』-。怪奇と驚異に満ちた「英国ゴシック小説」の入門編。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
ジャンルとして認知された“ゴシック小説”の定義と歴史について、英国のものに関してまとめられた本。読みやすい。
日常から離れた場所、秘密の保持と暴露、自己と他者の視線――
物語の主人公たち(とそれを読む読者たち)はそれら異界、異質なもの(非日常)に遭遇し、その異常事態を理性によって解決し、日常へと帰還する。
それは通過儀礼であり、自己の確立を促すものではないだろうか?
それは推理小説、怪奇小説にも影響を与え、脈々と受け継がれ、現代の映画・コミックにも影響を与えている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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