データ収集・分析入門―社会を効果的に読み解く技法 (アカデミック・スキルズ)

  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766420500

作品紹介・あらすじ

正しいデータ分析とは、どのようなものか?
研究者、大学生、大学院生、社会人に向けて、モラルや道徳を守りながら、人や組織の行動を決定づけるデータを収集・分析し、考察や提案にまとめる手法を紹介。
定性・定量データを扱う際の注意事項を網羅。

▼近年、社会調査やデータ分析を伴う実証的研究を行う大学生、大学院生が増えてきている。しかし一方で、データの取り扱いに配慮が足らず情報提供者と軋轢を起こしたり、客観性に乏しい意味のないデータばかり収集しているケースも多い。本書は、そうしたことが起こらないよう、データ分析を行うことの重要性や行う上での心得を伝える「学問の作法書」である。
▼特定の学問分野に特化せず、また質的データと量的データ双方の「データ収集-分析-考察」までの一連の手法を具体的事例を交えてわかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 同じ著者の実地調査法入門の続編的位置付け。やや応用編となるが、調査法と分析法の力が身につく良書。大学の3年以上のゼミで使えると思う。

  • “正しく”データを収集し,分析し,考察すること。それはアカデミック・スキルズの一つとして,様々な形でみなさんの研究に関係してくる技術だと思います。データとは何か,何を集め,どう考えるのか,基本を見直す1冊です。

  • 三葛館一般 361.9||NI

    量的研究、質的研究両方に必要なデータ収集と分析について平易な文書でまとめられています。データの定義や分類などの基本を押さえ、調査の準備や実施、分析の実際の作業を、それぞれ具体的な研究例を示して解説しています。
    学部生向けの内容ではありますが、大学院に入学したばかりの院生のみなさまにも、研究生活がはじまるこの時期に一読をおススメします。

    目次----------------------------------
    はじめに
    第1章 データ分析とはどういうことか
     1.データとは何か
     2.データ分析の定義とデータ分析を行う者の心得
     3.データ分析の最低限の用意
    第2章 データの種類について
     1.「定量データ」と「定性データ」への大別
     2.定量データの分類
     3.定性データの分類
    第3章 データ分析を伴う研究の流れとポイント
     1.研究テーマの絞り込みと社会調査の計画
     2.社会調査の準備
     3.社会調査の実行
     4.社会調査で得られたデータの分析・公開・社会への還元
     5.まとめ
    第4章 研究例(定量編)
     1.はじめに
     2.用語確認
     3.平均値の差の検定
     4.クロス集計表
     5.回帰分析
     6.主成分分析と因子分析
    第5章 研究例(定性編)
     1.調査の実例:世界初の電動大型フルフラットバスを運転したドライバーへの個別インタビュー
     2.具体的な研究活動例:日本語の日常会話のコーパス作成
     会話参加者シート
     会話録音(録画)情報シート
    附録
    ---------------------------------------
    (もも)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=80183

  • 資料ID:W0173499
    請求記号:361.9||N 87
    配架場所:本館2F書架

  • ちょろっと意図していたものと違った。学生向けだなぁ。しかしながら、これに沿ってデータ収集と分析をすれば問題ないと思われるので、学生さんの教科書としてはよい本。

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著者プロフィール

東京都市大学都市生活学部・大学院環境情報学研究科准教授。
1976年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。2003年博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究専任講師、同大学医学部特任准教授、同大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授を経て現職。慶應義塾大学SFC研究所上席所員、日本イノベーション融合学会専務理事、ヒューマンインタフェース学会評議員なども務める。専門領域は、ユニバーサルデザイン、モビリティデザイン。車輌開発に関する大型プロジェクトを多数経験。

「2019年 『大学1年生からのプロジェクト学習の始めかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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