意識と本質 一九八〇年 ― 一九八一年 (井筒俊彦全集 第六巻)

  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766420760

作品紹介・あらすじ

井筒俊彦の最高傑作、いよいよ登場!

▼海外での20年に亙る活動をへて、「東洋思想」の新たな世界を切り拓こうとした主著「意識と本質」を収録。
また、解題では収録作品の基本的な書誌情報に加え、『意識と本質』各版の重要な校異を記す。

▼著作集、単行本未収録の「転変を重ねて」では井筒の意外な一面が語られる。

▼月報は三浦雅士、中根千枝、合庭惇各氏が寄稿、井筒像を多角的に語る。

著者プロフィール

1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。『アラビア思想史』『神秘哲学』や『コーラン』の翻訳、英文処女著作Language and Magic などを発表。
 1959年から海外に拠点を移しマギル大学やイラン王立哲学アカデミーで研究に従事、エラノス会議などで精力的に講演活動も行った。この時期は英文で研究書の執筆に専念し、God and Man in the Koran, The Concept of Belief in Islamic Theology, Sufism and Taoism などを刊行。
 1979年、日本に帰国してからは、日本語による著作や論文の執筆に勤しみ、『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表した。93年、死去。『井筒俊彦全集』(全12巻、別巻1、2013年-2016年)。

「2019年 『スーフィズムと老荘思想 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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