大学のIR:意思決定支援のための情報収集と分析

制作 : 小林 雅之  山田 礼子 
  • 慶應義塾大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766422795

作品紹介・あらすじ

▼エビデンスに基づく意思決定と全学的合意形成のために

学生募集、教育の質保証、外部評価対応、情報公開、財務・経営戦略。
大学につきつけられた喫緊の課題に対応するためには、学内の様々な情報を収集・分析する必要がある。
大学改革の本丸ともいうべきIRとは何か。その理論と実践を分かりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • そこまで目新しいことはないかな。この分野はインプットではなく実践が大事。

  • 大学のIRについて、山田礼子先生と一緒になにかやるかも、ということで勉強のために手にとった。
    Institutional Research、の方のIRと機関リポジトリや研究評価、ビブリオメトリクスは親和性かなり高いはずだけど、CRISとの連携等の話はあっても、がっつりIRって文脈ではあまり考えていなかったので、ちゃんと勉強していかねば。

  • この本は以下の報告書が底本となった。
    http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1347631.htm
    ゆえに、読者には掲載内容のニュース性より、良質な大学IRの入門書を世に送り出した独自性の方が、評価のポイントとなると思う。リライトの効果は大きく、とても読みやすくなっている。外国人名の表記の見直しもあり、例えばIRの定義でよく引用される「サウプ」・「サウペ」から「ソープ」に変更された。

    参考になったのは以下の図表である。
    https://www.keio-up.co.jp/kup/sp/uir/
    報告資料を作成する際、グラフやクロス表の他に、上のような「図」も有効であることを再確認した。

    この他、いくつか気づいた点を下に引用しておく。

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著者プロフィール

小林雅之(こばやしまさゆき)
桜美林大学大学院教授(日本高等教育学会会長)
1953年(昭和28年)生まれ。東京大学教育学研究科博士課程中途退学、博士(教育学)、広島修道大学講師・助教授、放送大学助教授、東京大学・大学総合教育研究センター助教授・教授、東京大学名誉教授。
文部科学省中央教育審議会臨時委員、大学改革支援・学位授与機構大学ポートレートステークホルダー・ボード主査、衆議院調査局文部科学委員会客員調査員、日本学生支援機構客員研究員、国立教育政策研究所フェロー、日本高等教育学会会長。
主要著書:小林雅之『大学のIR』(山田礼子共編著)、慶應義塾大学出版会、2016年。『教育機会均等への挑戦―授業料・奨学金の8カ国比較』(編著)東信道、2012年。『大学進学の機会』東京大学出版会、2009年。『進学格差』筑摩書房、2008年。

「2020年 『2020年以降の高等教育政策を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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