子どもは「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックスアステ新書 62)

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766710625

感想・レビュー・書評

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  • 子供との目線を大事にして過ごすことや、親が見本になるスタンスはとても理解できる内容でした。

  • 第1章
    「挨拶」次第で、子どもの人生は変わる
    − 「挨拶」は人間関係をつくるコミュニケーション
    −「挨拶をする人」が少なくなった二つの理由
    −ひと言の挨拶で”心の距離”が縮まる
    −なぜか多い「挨拶ベタ」のお父さん
    −「挨拶ぐらいしなさい」と強要する前に!
    −きちんと「返事をさせる」ちょっとした工夫
      1)親が毎日、見本を見せる
      2)子どもの様子を見ながら促す
      3)子どもに問いかける
      4)来客の前に連れて行く
      5)大声で一発かます
    −こんなとき力を発揮するのが”先手の挨拶”
    −「挨拶」のできる子は人に可愛がられる
    第2章
    子どもの「考える力」を引き出す話し方
    −「親のひと言」で子どもは変わる
    −子どもは思うとおりに反応しない相手
    −コミュニケーションを支える三条件
      コミュニケーションとは、お互いに、相手を認識し、尊重して行わなければならなる、メッセージの交換過程を言う
      1)双方向性(方方向ではない)
      2)水平性(上から目線ではない)
      3)対面性
    −子どもには「目」で語りかける
    −「話し方」は言葉がすべてではない
      子どもは親の姿を見て育つ
      人は目から受ける刺激に弱い
    −”自覚を促す”には説明してわからせる
    −子どもの前で「言ってはいけない」こと
      1)他人の悪口
      2)夫婦間の争い
      3)悪い冗談
      4)強い否定の言葉
    −人を傷をつけない「ものの言い方」の原則
    −ときには子どもを「相談相手」にする
    −答えは先出しせず”見出すまで”考えさせる
    第3章
    ”抜群に伸びる子”の親はみな「聞き上手」
    −好奇心あふれる子どもに育てる「聞き上手」
      1)「聞く」問い字は、耳が門に囲まれている
        話を聞くには門を開く
      2)聞くのは一時の恥、なんてとんでもない
        聞くのは一生の宝だ
      3)話を聞かない人は、人とか関わろうとしない、冷たい、
        淋しい人だ
      4)うんざりさせられる人ーこちらの話を
        聞いてもらいたいときにしゃべる人
      5)自分の話を聞いてもらいたかったら、まず相手の話を聞くことだ
    −大人を驚かせる「ひと言」を聞き逃さない
    −本当に言いたいことをどう察知するか
    −子どもからの”発言の気配”を見逃さない
    −話は遮らないで”最後まで”聞く
    −いつも「お前の味方」という姿勢が大事!
    −子どもに「質問」して考えさせる
    −聞くときは「先入観」をぬぐい去る
    第4章
    ”成長する脳”へと進化する「ほめ方」「叱り方」
    −許しがたい行為は”怒濤のごとく”叱って良い
    −「親の見識」が問われる叱り方
    −間違って叱ったら、素直に謝る
    −”ものわかりのよさ”が逆効果になるとき
      1)親に口答えをする
      2)乱暴な口をきき、汚い言葉を使う
      3)連絡をしないで、遅く帰る
      4)無断で学校を休む
      5)タバコを吸う、おかしな制服をする
      6)ケンカをする、教室のガラスを割る
      父親の厳しい叱責を必要とする時期
      1)守ると決めたルールを破る
      2)親をバカにした態度をとる
      3)汚い言葉を使う
      子どもを厳しく叱るときの心得
      1)愛情を持って叱る
      2)許せないことを叱る
      3)言葉づかいを叱る
      4)感情的に叱らない
      5)叱った理由を説明する
    −こんな”叱らない”叱り方もある
    −自信を与え、成長を促すほめ言葉
    −結果よりも「頑張る姿」をほめる
    −子どもを”評価”する基準をどこにおくか
    −子どもをほめるときの「三つの心得」
      1)タイミングを心得る
        −怒りが収まったとき
        −待たされて、心細く思っているとき
        −うまくいかなくて、落ち込んでいるときは
        −物事が上手くいった瞬間
        −物事を始めたばかりのとき
      2)長所を見つける
      3)実感をこめる
      4)タイミングよくほめる
      5)「ただし書き」をつけない
      6)「頑張る姿」をほめる
    第5章
    子どもは「親の話し方」で9割変わる
    −居心地がよくなる気軽な会話
    −親は子に何を伝えるべきか
      世の中の厳しさを伝える
    −言葉使いは”注意されつつ”覚えるもの 
    −”親のエゴ”が強いと、子どもの新の姿がつかめない
    −大人になる前は、みんな子どもだった!

  • 親の話し方で子供の伸ばすこともできるし、潰してしまうこともできる。自分はどのような会話で育ったか、そして自分は子供とどのようなコミュニケーションをとっていたか。反省させられた。

  • 分かってるんだよね、みんな。ここに書いてある事。でも出来ないんだよね。あと「感心する親」のポイントが昭和すぎてピンと来なかった。我が子が悪いことしたら殴ってくださいみたいな。うろ覚え。

  • 実践的な内容だが根拠は乏しい

  • 子どもに先回りして答えを言っていないか?など普段の子どもとの接し方に照らし合わせて読むと良い。

  • 本書では「あの時の親のこの一言があったから自分は今こうしている」というような具体的な経験談が書かれているのがよかった。ただ、わかっていてもできないんだよなぁと思ってしまう自分がいたのも確か。

  • 当たり前のことを当たり前にできる姿を見せていれば子供もしっかり育っていく。
    挨拶、話し方、言葉使い、改めて気づかされることが多い。

  • まあまあです!

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著者プロフィール

(株)話し方研究所 会長
1961年、中央大学法学部卒業後、大和運輸(ヤマト運輸)に入社。1967年、言論科学研究所に入所。指導部長、理事を歴任。1983年、(株)話し方研究所を設立、同研究所所長に就任。2004年、会長。コミュニケーションを軸にした講演、講座に出講。話し方研究所主催のセミナーでも直接指導にあたる。主な著書に『人は「話し方」で9割変わる』『女性は「話し方」で9割変わる』『子どもは「話し方」で9割変わる』(以上、経済界)、『場の空気が読める人、読めない人』(PHP新書)、『人間関係が10倍よくなる「聞く技術」』(角川SSC新書)、『プレゼンの上手な話し方』(ダイヤモンド社)など多数。

「2009年 『こんな簡単な話が、なぜ通じないのか!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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