ジョブズはなぜ、「石ころ」から成功者になれたのか?: 31歳までに必ずやったこと、絶対やらなかったこと (リュウ・ブックスアステ新書 98)

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766710984

作品紹介・あらすじ

なぜ、「世界を変える製品」を生み出せたのか。無名時代にまいた「成功のタネ」とは?

感想・レビュー・書評

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  • トップになりたければトップのようにふるまえ。
    成長とはビジネススキルを身に着けるとか、人間として磨かれることだけでhない。自分がやりたいことをやり遂げるには血みどろの闘争も辞さない強さを持つこと。
    大きなビジネスになればなるほど、失敗に学ぶより、失敗を超然とすることが大切。
    重要なのは宇宙に衝撃を与えるほどのものをつくること。失敗したなら、くよくよせず、もっと凄い製品をつくって今度こそ本当に宇宙に衝撃を与えればいいだけのこと。

  • ジョブズ信者と呼ばれる人間がいて、神格化さえされているジョブズについて知りたいと思い、手に取った初めての本だ。

    この本を読んで、自分が思い描いていたジョブズ像とは極端に離れている人物であるということに衝撃を覚えた。

    ジョブズは威圧的でやっていることも決して合理的ではない我儘といった印象だ。かなり傲慢で上司としては確実に嫌われ者の部類に入るだろう。だが、その下で週90時間も働く従業員がいるということはそれだけのカリスマ性があったということの裏付けであるように思う。友達としても、強引に優秀な人材を集め、使えないと思ったら親友でも冷淡にきる。

    ただ、世界を変えるほどのものをつくる。という夢に向かった強い信念と曲げない心を持ち合わせていたから、時代を変える革新的なアイデアを作ったのであろう。

    僕とは真逆の人間だ。

  • 2013/04/14
    自宅

  • 真似られる部分はどこか?

    →本気で信じているから、周りの人にも信じてもらえる
    できることより目指すものを語る
    失敗は失敗としてきれいさっぱり忘れてゼロから次のステップに挑戦する

  • ipodなどの世界の大ヒット製品を作り続けた彼が、何故このような製品を作り続けることができたのか?? 
    学校中を裸足で駆け回る奇想天外な彼の学生生活から、アップル創設と成功者としての考え方。 また、挫折とピクサー社創設とアップル復帰の彼の考え方と行動力が細かな章に分けて解説している本です。

    生協学生委員会co-opGirlsお勧めの書籍

  • フラット化したこの時代。誰でもできる単純作業をやってる暇はないよなー。

  • P166にアップルCEOに復帰した当時のコメントがある「コンパックとデルはインテルとマイクロソフトから部品をもらい、それを組み合わせてまったく無様でおもしろみのない箱に入れて出荷する。コンピュータ・メーカーでさえない」「だれかがいいコンピュータをつくらないとね。アップルがやらないと、おそらくだれもやらないだろう」これがジョブスなんだ。アップルの魅力がここにあるのだろう。

  • 「ジョブズ」という人物について初めて知った。大人気ないなんてレベルじゃなかった。

    1日で読み終わってしまうが、ジョブズを知るよい本ではないだろうか。そして成功者の一人としても。

    現在、彼は間違いなく「成功者」として世界に知れ渡っているが、彼のサクセスストーリーは凡人にはなかなか真似出来ないと感じた。なぜならジョブズは「超我侭」だからだ。

    必死に懇願して引き抜いた人物を1年後にクビにしたり、ちょっとヒドイ面はある。「お金が無いなら他人に払わせればいい」とか「技術が無いなら技術を持っている者を使えばいい」とか、一見ヒドイと思うことでもジョブズは気にしない。超強気の性格なのだ。

    しかしジョブズは徹底的にこだわる。「宇宙に衝撃を与えよう!」と言って皆を巻き込めるのは当の本人が一番熱く意気込んでいるからだ。(その分厄介者扱いもされる)

    個人的に参考になったのは第5章「真似するのではなく、うまく盗むことで独創する」だった。ジョブズ自身「凡人は真似る。天才は盗む」というピカソの言葉が好きだったように、「点と点を結ぶ」というイノベーションの起こし方を(自然と)実践してきたのだ。

    ジョブズの「ぶっ飛んだ」性格は色々問題を起こすかもしれないが、間違いなく彼しか備えられないものではないだろうか。

    アップルにはやはり彼が必要だ。

  • 内容はいいとして、どう考えても若い頃のジョブズは石ころなんかじゃない件。影響力とは何かを考えさせられる。

  • ■マインド
    ①トップになりたければトップのように振る舞え。
    ②出来る事より目指すことを語ろう。
    ③無理が人を伸ばし難題が能力を磨く。
    ④お金を求めすぎない方がお金はもうけやすい。
    ⑤成功者とは富を持つものではなく、富を使えるもの。
    ⑥凡人はまねる。天才は盗む。
    ⑦自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えられる。

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著者プロフィール

1956 年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。/慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。/トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。/一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている。

「2020年 『渋沢栄一・野村克也 各4冊ラックセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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