ジェフ・ベゾス ライバルを潰す仕事術 企業・業界・組織・人、誰もができる悪の技術 (経済界新書)

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著者 : 桑原晃弥
  • 経済界 (2015年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766720594

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ジェフ・ベゾス ライバルを潰す仕事術 企業・業界・組織・人、誰もができる悪の技術 (経済界新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「顧客は常に正しい」という正義
    株主よりも顧客を優先する。

    パワポなどのプレゼンよりも、ホワイトボードなどを用いたシンプルな説明を好む。

    会議でパワポ禁止。

    スライドの多さ、言葉の多さ、資料の厚さなどは、理解が浅いことの裏返しにすぎない。


    ベゾスが尊敬するウォーレン・バフェットは、

    「自分よりもすぐれた人間とつき合ったほうがいい。そうすれば、こっちもちょっぴり向上する。自分よりもひどい奴らとつき合えば、そのうちにポールを滑り落ちてゆく。しごく単純な仕組みだよ」

    大切なのは議論よりも「まずやってみる」こと。
    それがベゾスの力の源泉。

    「人は何かをしたことを後悔するよりも、何もしなかったことを後悔する」


    「いいアイデアは厚かましく盗むものだ」
    会員制倉庫型卸売小売コストコを立ち上げたジム・シネガルに会い話をしている。

    コストコ 仕入に対する利幅は一律14%に抑え、広告は打たない。


    改善は不満が噴出してから

    社員からの批判や要求よりも、ユーザーからの声には即座に反応する。顧客満足度に対する敏感さは異常に感じられる。


    満足しなかった顧客は、現実の世界では5人の友人に不満を漏らすだけだが、ネット上では5千人、場合によっては5万人に広まる。


    ものづくりの世界に「市場に叱られてこそいいものができる」という言い方がある。

    市場から「こうしてほしい」「もっとこうなら」などのたくさんの意見を今の製品に即座に生かしていくことが望ましい。


    「値決め」は重要。
    「どうすれば高くできるか」「どうしたら下げられるか」アマゾンは後者。


    利益が大きいことは、多くのライバルが参入したがる市場。「より安いもの」を求める人は多い。


    「成功する会社を作り上げるやり方は2つ」

    1、とにかく働く、その分の高いマージン料を消費者に納得してもらうやり方。

    2、とにかく働く、できるだけ低マージンで提供できるものをつくるというやり方。


    口コミのすごい利用術

    顧客を支持者に変える
    「満足した顧客は、製品がよかったことを平均3人に話すが、不満のある顧客は、平均11人に不平をもらす」
    フィリップ・コトラー(マーケテイングの神様)


    ベゾスは
    「自分が顧客の立場ならどうしてもらいたいか」を問いかけた。
    答えは「品揃え」「利便性」「価格」だった。

    ホームページのダウンロードにかかる時間、ウェブサイトの使いやすさ、品ぞろえと価格の安さ、注文から納品までの時間、送られてくる本の状態といったすべての面で圧倒的なサービスを提供すれば、ユーザーは満足し、支持者となってくれる。

    支持者となったユーザーは、インターネットの発達によって従来従来より何倍も協力になった「口コミ」によってライバルを圧倒する武器になる。

    ベゾスは
    自分たちが注意を払う相手は顧客であって、ライバルの動きに目を奪われ、肝心の顧客のニーズを見落としてしまうことがある。

    わきから来た新参者に市場を奪われるのは、そんな時だ。
    ライバルではなく顧客に集中し、他社がまねできないほど圧倒的なサービスをつくり上げるのがベゾスの戦略。


    世の中には3種類の人間がいる。

    問題やチャンスがそこにあっても何も気づかない人。

    気づくことはできるが行動せずに素通りしてしまう人。

    そして築いて行動できる人だ。


    IT系ビジネスの場合、市場シェアが利益に直結すると考えられており、早い時点から市場を追う。そのためには利益など無視していいという企業が少なくないのだ。


    グーグルは
    「難しい課題に挑戦すればするほどライバルはいなくなる」

    それに対してベゾスは
    「長期的な視点に立てば立つほどライバルがいなくなる」と考える。

    お金も人もブランド力もあってイノベーションを起こせない企業があるのも、長期的な視野に立てないからだと考える。


    アマゾンの三つの原動力

    ①常に顧客中心に考える

    ②発明を続ける

    ③長期的な視野で考える


    「真に重要なことは趨勢(すうせい)ではない。変化である」ピーター・ドラッカー

    本当にチャンスをもたらしてくれるのは小さな変化であり、みんながなだれを打つ趨勢ではない。小さな変化に気づき、即座に行動を起こす人だけが、時代の変革者となり得る


    ベゾスが「後悔最小化フレーム」と呼ぶ理論

    年を取って人生を振り返った時、どちらの道を選んだほうが後悔をしないですむのかと考えるのである。


    発展の余地が大きいことに「エキサイティングでわくわくする」というのがベゾスの考え。

    今後どこまで発展するかわからない世界だけに、いつだって「デイ・ワン」の気持ちで挑む。未知の部分が大きければ大きいほど「ファイトが湧く」のが起業家であり、開拓者だ。


    アマゾンの「リーダーシップ理念14条」

    「安全」「5S」「顧客主義」「チームワーク」「改善」「リーダーシッププリンシプル(Our Leadership Principles理念)」の6つを「オペレーション部門で大切にしていること」にあげている。

    「安全」・・・最も大切にしていること

    従業員の安全を第一に考え、安全を脅かす可能性が少しでもあれば、作業の見直しを現場に働きかけたり、安全意識を高めるキャンペーンを開催したりする。


    「5S」・・・整理、整頓、清掃、躾

    検知できる環境を整備することで安全を確保する、お客様に届ける製品の品質を確保する、という2つの目的がある。


    「顧客主義」・・・アマゾンにおける最重要ミッション

    期待を超えられるように、商品をより早く、より安い価格で、より確実に届ける努力をする。なお、アマゾンにおける「カスタマー」は、ビジネス上で接する相手全般をさす。


    「チームワーク」・・・仲間との信頼関係

    部下や上司といった仲間への尊敬がなければ、強い信頼関係を築くことはできず、いい仕事を成し遂げることはできない。

    「改善」・・・日々の改善活動

    アマゾンの成長に伴い、改善すべきことも増えていく中で、従業員一人ひとりが真剣に業務改善に取り組むことで、自身の成長につなげていく。


    6つめが「リーダシッププリンシプル」

    マネージャーであるかどうかにかかわらず、全員がリーダーとしての行動を求められる。つまり、「リーダーシップ理念14条」は、すべてアマゾニアンがこれに従った行動をするように心がける信条である。


    ①カスタマーへのこだわり(Customer Obsession)

    リーダーはカスタマーを起点に考え行動する。カスタマーから信頼を獲得し、維持していくために全力を尽くす。リーダーは競合に注意を払うが、何よりもカスタマーを中心に考えることにこだわる。


    ②オーナーシップ(Ownership)

    リーダーにはオーナーシップが必要。長期的な視野で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしない。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしない。


    ③新たな方法を模索し、簡略化を図る(Invent and Simplify)

    リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション

  • おもしれー。一緒に仕事すると2、3日で根をあげそうですが、エクストリームな起業家はだれもそうなんでしょうね。
    「投資家を泣かせても、とにかくシェアを奪え」は今の時代では金言かもしれないですね。長期的な視点で見れば、短期的な結果を追い求めるのではなく、長期的な視点でイノベーションを図っていくと。ふむ。
    泣かせても、引き続きお金を出してくれるアイデア、ビィジョンが必要で、ジェフはそれを持っていて発信できていたんでしょうね。

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