図解フィンランド・メソッド入門

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  • Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766783476

感想・レビュー・書評

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  • 薄い本なのですぐに読めます。
    いくつかの単語を与えて、できるだけ短い文を作りなさい、というプラクティスは使えそう!

  • マインドマップの前身のカルタの書き方。考え方など。簡単。

  • 薄い本だけど、なかなか日本の教育では意識されていないところを、わかりやすく紹介していて、よかった!

  • マインドマップ化済み

  • なるほど、と思う点、多数です。勉強になります。ミクシという言葉が響きました(^^)

  • 入門書として適当だと思うが、もうちょっとデータを入れて詳しくしてほしかったというのが率直な感想です

  • 友達が大学のフィンランド語の授業を聴講し(おそらく先生はフィンランド人)、「こんな授業だったら、もっと受けてみたい!」と感動して話してくれたので、フィンランドの教育に興味を持って、読んでみた。

    とってもかわいいイラストでフィンランド・メソッドを紹介してくれている。読んでいて、付箋をはりまくってしまった。焦点を当てているのは以下の5つのグローバル・コミュニケーション力。

    ①発想力
    ②論理力
    ③表現力
    ④批判的思考力
    ⑤コミュニケーション力

    発想力を養うためにはカルタ(マインド・マップやシンキング・マップと言われる手法)、論理力を育てるためには、先生の「どうして?」攻撃、論理の型(フォーマット)に従った意見の言い方の練習、表現力を養うためには指定語句を使ってなるべく短い作文を書く練習をするなど、興味深いメソッドがたくさん載っている。
    特にマインド・マップや論理的思考などはビジネススキルとしてよく聞く話だし、さらに論理の型を使った作文の練習などはアメリカのアカデミアで訓練させられること。日本やアメリカで、ビジネススキル、アカデミアスキルとして学ぶことを、小学生が学んでいるということには驚き。私もぜひ現場を見てみたいし、こういう授業に今でも参加してみたい。

    グローバル・コミュニケーション力とは、日本社会のような「言葉で説明しなくても分かり合える」社会ではなく、「いちいち説明しなければ分かり合えない」状況でのコミュニケーション力。もちろん前者も大事だけど、後者もこれからグローバルな人材を育てるためには必要なこと。もっと日本の小学校や中学校に取り入れていってもいいんじゃないかと思う。

    個人的に、これらのメソッドを自分のこれからの教育デザインにも取り入れていきたい。とても分かりやすくて、面白かったので星5つ。

  • マインドマップを以前やろうとしてなかなか定着しなかった。そして今回これを読んで「カルタ」が出てきた。これはいわゆるマインドマップと同じやつらしい。もう一度トライしてみようかと思う。発想力がつくづくないと思うし、それを続けて練習することが出来るかどうか。

  • フィンランドいきたい熱再来。

  • 常にPISAで好成績、フィンランドの教育は気になるところ。これはコンパクトにまとまっていて分かりやすい。カルタとあったのでいろはカルタのようなものかと思ったら、マインドマップのことだった。

    発想力・論理力・表現力・批判的思考力・コミュニケーション力をあげるメソッドが紹介されている。手法としては納得でスバらしいのだけれど、この手法だけをごそっと日本に持ってきても、かたどおりの優等生的解答を覚えるようなことにならないかと心配。まずは、正誤重視の教育観をなんとかしたいものである。

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著者プロフィール

監修者について
テスト開発技術者。星槎大学共生科学部客員教授。
いろいろな国の教科書の制作や国際的なアセスメントの開発に携わっている。

「2022年 『99%の小学生は気づいていない!? 課題解決のヒケツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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