「今日こそ、会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと

著者 :
  • 経済界
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本棚登録 : 105
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766785418

作品紹介・あらすじ

部下の「やる気」を削ぐリーダーにはどう接すればいい?上司の指示が思いつきでクルクル変わるときの対処法は?失敗をすると部下に責任を押しつける上司がいるのですが…?グループ内の人間関係が悪すぎるときはどうすれば?社長・上司・同僚の悪口が止まらなくて困っているのですが…?会社生活が楽しくなる職場での過ごし方。

感想・レビュー・書評

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  • やめる前に、今の状況を改善してみようと言う本。

    聞き上手になるには相手を承認する。謙虚さがないと怒りっぽくなる。運と縁に感謝する。
    事実と感情は分ける。

  • 会社人として大事なこと
    特に上に立つ者の心構え、振る舞い

    各章の要点メモあり。

  • オーソドックスな仕事論、人生論が述べられている。
    著者自身の体験から、若いビジネスマンの短な疑問について語ってくれている

  • 2015年72冊目
    タイトルからすると起業の本かと思われそうですが、そんな事は無い。
    どちらかというと著者の経験からの仕事に対する取り組み姿勢についてのアドバイスと思った方がよい。
    著者は新卒で日産自動車に入社し、海外留学を経て、コンサル会社へ。その後は日本コカコーラの常務執行役員、ゲーム会社 アトラスの代表取締役、タカラの常務取締役、イオンフォレスト(ボディショップ)の代表取締役など勤めた後、現在は独立しコンサルティング会社を経営している。
    本書は5章に分かれており、
    1章 人間関係の悩み
    2章 ビジネスの世界の悩み
    3章 ビジネス・コミュニケーションの悩み
    4章 自分の生き方への悩み
    5章 教養に関する悩み
    とサラリーマン生活をしていると誰もが感じる悩みに対し、著者なりの考え方を示しています。

    私として印象に残ったのは
    2章:目の前の仕事が面白くないとしたら、それは一生懸命打ち込んでいない証拠
       リーダーは孤独である事覚悟する必要がある
    3章:大切なことを相手に伝える時、受け手にあわせて、口頭で言うべきか、紙で示すべきかを意識する
    4章:人生を後悔しないためには、自分のミッションを日々意識して生きていく事
    と、いったところです。
    これ以外にも参考になる部分が多く、日々の自分の行動に反省を促してくれた一冊でした。

  • 大変だったが、素晴らしかったと思える人生をーかもめのジョナサンの著者まで
    自分のミッションを意識して生きるー自分の好き、得意、世のため人のためになること
    自分の弱みなある程度諦め、強みを伸ばす。弱みを補う方法を考える

    明確なミッション、それに対する熱いパッション、明確なビジョンが描けるそうした生き方
    →事業も然り。焦らずきちんとそこを明確にしないと潰れてしまう

    教養が考え方の幅を広げ人生に厚みをもたらす
    直ぐにいきなくても必ず意味がある

  • ーーーーー↓T・K 2016/11/17↓ーーーーー
    【概要】
    会社を辞めようと思ったときに1回落ち着いて
    考えるべき55のこと。
    まだ会社でやれることがあるにも関わらず、辞めたいと思うような苦境を乗り越えるためのヒントがこの本にはある。

    【評価】
     80点

    【共有したい内容】
    ・事実と感情を混同しない。
    不満があったり、感情的にマイナスになっているときは、説明の中に感情が混在してしまうことがある。
    説明するときに感情を含めてしまうと判断を誤る。
    あくまで事実があり、その結果として感情が発生すると心得る。
    どんな状況においてもまずは事実の把握に努め、事実を把握したらそれをそのまま伝達する。
    事実を伝達した結果、自分の感情を伝達し、あとは相手の判断にゆだねるという順番が大切である。

    ・難しい仕事を任されるのは期待の裏返し
    クレーム処理等の難しい処理は、仕事ができるかどうかだけではなく、高い人間性もないと任せられない仕事である。
    その仕事を自分に任せてくれているため、チャンスだと考えるべき。
    人間の成長はいかに修羅場をくぐったかである。
    修羅場の数だけ人間的な成長を遂げられると考える。

    ・他人を責めるな
    失敗を自分の成長の糧とするために大事なことは、
    失敗を人のせいにしないことである。
    人や環境のせいにするとその時点で自分への真摯な反省はしなくなる。
    反省をしなければ、当然自分の成長にはつながらない。

    【読んだ方がいい人】
    会社の環境や人間関係等、自分自身の問題以外で会社を辞めようと考える人

    【悪いところ】
    本自体は自己啓発的な哲学的な内容が多い。
    表現も感情的な部分も多く、実際に経験したことがある人が読めば深く納得できる記述もあるものの努力を知らない人が読んだ場合、伝わりにくいと感じた。

    【どういう時に役に立つか】
    仕事を辞めたいときの理由が自分にないと思っている人が仕事でやり直したことがないかを確認するとき。

    【自由記述】
    著者はスターバックスコーヒージャパンのCEOである岩田さんである。
    不遇な時代の体験談もちりばめられており、その中でどのようにつらい時の哲学を持ち、向き合ってきたのかが書かれている。
    自分がつらい思いをした時に、同じようなことを先人が感じていたことを知ることは成功への道しるべのように感じた。

    【合わせて読みたい】
    会社を辞めて後悔しない39の質問

  • 会社に勤める人としての心構えを説く、読みやすい文体のhow-to本的なエッセイです。賛同できるところも多いのですが、全体としては浅く広くの印象でした。

  • スタバなどでCEOをしていた方の、仕事上の考え方をライトにまとめた本。いいところだけ見ていて使えるものがひとつでもあれば儲けもの系の本です。以下抜粋
    -------------------------------
    ・一般的には数字をあげた人には金銭的な報酬を、高い地位につけるのは実績と人間性の両方を持った人をつけるべき。
    ・問答無用にやれ、というトップダウン型のリーダー。欠点はそのリーダー以上の器に育たないこと。息の長い安定した成長を続けるためには、支援型リーダーが必要。
    ・GMでは全員賛成の案があったら、討議が不十分のため再検討になる
    ・おすすめの本)
    安岡正篤、ビジョナリー・カンパニー、リーダーシップの旅、経営者の条件、スターバックス成功物語、スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則、活眼活字、龍馬が行くなど

  • 見た目がいいかどうかが、人の第一印象になり評価される。
    仕事を通じて、世の中に貢献し、自己実現を図る。仕事の報酬は仕事と心得、さらなる成長を。
    幸運は棚簿たではない。ポジティブな生き方の人に降ってくる。
    自ら運の強い人と考えるポジティブな人ほど、結果的に幸運に巡り合うチャンスが多くなる。自分を信じて自分は運が強いのだと言い聞かせながら生きていく。

  • 嫌な上司は二年も我慢すれば異動になる

    頻繁にこえをかける

    ここぞというときに努力できるか

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著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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