あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら

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著者 : 江上治
  • 経済界 (2015年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766785982

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あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったらの感想・レビュー・書評

  • 「世界がもし100人の村だったら」シリーズに見えて著者は全く別、舞台は日本。いま、日本で起きている格差問題、国の借金、食糧問題、福祉問題などを数字で分かりやすく示し、後半はそれらの問題についての詳細な解説、そしてそれらを踏まえたライフプランを提示するという構成になっています。

    油絵で描いたようなイラストが目を引き、絵本のようになっていますが、書かれている内容は厳しい内容。

    著者は社会問題を得意とする人かと思いきや、ファイナンシャルプランナー。なので特にお金についての記述が多い。

    日本でも格差が問題となっていますが、今後、外国人労働者やロボットがますます労働に導入され、単純作業の仕事しかできない労働者はますます仕事がなくなっていく。貯金ができない家庭がすごく増えている、など暗い内容が多い。

    最近よく言われだした資本主義のなれの果て、グローバル社会の歪、がこのような現実を引き起こしている、といえば簡単かもしれませんが、もっと現実味のある問題解決法はないものか。

    ざっと、日本で起こっている問題を知るには読みやすい内容ですが、やや主観的すぎる感があるような。社会問題の他の本と合わせて呼んだ方がいいかも。

  • 日本を100人の村ととらえて将来の問題など複雑な問題を単純化している。

    昔流行った、世界が100人の村だったらの日本版。

  • 厳しい現状が把握できます

  • 日本が直面している問題がわかりやすくまとめられていた。超高齢化社会に向けて考えるきっかけになった。

  • 借りたもの。

    前半は日本の現状、残酷な数字が物凄い勢いで上がっている統計のまとめ。
    読んでいて気になるのは、この数字がどう、お互いに影響し合っているのかがわかりにくい。(でもきっと、相関性があるんだろうな……)

    後半はライフスタイル、特に「お金」に関して特化した哲学だった。
    曰く、そもそもお金は資本であって、資本ではない。
    本来は自己が最大の資本、それを活かして繋ぐべき人間関係、そのためにあくまで使うものがお金だった。

    まとめとして、前半の残酷な数字の原因は、“お金の力”にあるという。
    利子によって、増殖しはじめるお金。
    この機能を享受できるのは、お金を余分に持ち、貯めこんだ者だけだ。
    そして、格差が生じる。
    金から紙幣へ、そしてインターネットを介して電子化した「お金」。それが生み出すマネーゲームが、昨今の国の対立に影響していることを仄めかす。それはまるで、世界大戦のような様相を帯びているようだった。

    それをいかに打開するか――提言として、未来の格好いいお金持ちの在り方とは、「所有志向」の否定だった。
    こう書くと矛盾しているようだが、必要以上の所有するために借金をつくるリスク。未来のスマートなライフスタイルとして、ミニマリストな生き方を推奨している感じがある。

    「老化するお金」ヴェルグルの奇跡と呼ばれた循環型経済への情景。
    それをもう少し書いてほしかったが、それこそ著者が挙げるエンデの本『はてしない物語』のように「けれどもこれは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう」なのかも知れない。

    この“ヴェルグルの奇跡”、私が初めて知ったのは、夏目祭子『知られざる最強の創造エネルギー なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか』( http://booklog.jp/item/1/490502742X )だった。
    所有ではなく循環するもの――それが本来、人を豊かにする。

  • 哲学というには 軽すぎて
    ビジネス書というには
    理想論だと思いますので
    子供に勧めるのも
    自分が心酔するにも
    中途半端だなぁ と思いますが

    今の時代の行き詰まり感に
    風穴をあけたい というのが
    著者にも 読んでるこちらにも
    共通の考えなんでしょね

  • 13歳から知っておきたい 日本とお金の衝撃の真実! -
    If you know a villager of a cruel village of 100 people
    http://www.keizaikai.co.jp/book/detail/9784766785982.html

  • 視野を広げるにはすごくいい本。
    紹介している現状はネガティヴなものばかりだが、100人で例えるとよりリアリティがでる。

    ただ、そんな日本の現状に対して、どうすればいいかの提案内容が薄い気がした。

    もちろん互いに助け合えれば素晴らしいけど、それができていないからこその現状だと思うので。

    誰かの力になれるという自信のなさが、現状を招いている何よりの根本原因だと自分は思いました。

  • うーん、期待が高かっただけに内容が薄く感じた。
    非常に残念だ。
    最初の方のまとめ方はとても参考になる。
    すごく身近に感じられる。
    ただ最後の方は事例に過ぎなくて、あまり参考にならない。

  • 日本人が100人だったとしたらで、分かりやすく日本の問題をキャッチーに解説。出だしで、計算的におかしい文があったり、暗い話題ばっかりフューチャーするのでげんなりするが、後半の詳細説明では、はっとさせられる事も多く、もったいない本だなと思った。
    幸せな貧乏人のくだりは心にクル。

    【心にクル】
    松下幸之助「三方よし」の哲学
    売ってよし、買ってよし、社会貢献もできる

    お金がない人も2つに分けられる。その一方が幸せな貧乏人だ。一定の評価は受けるが、伸びがない。何故なら見返りをすぐに求めるから。成果が常に限定的だ。思い切ったこともできない

    金儲けのうまい人は、無一文になっても、自分自身と言う財産を持っている

    お金を稼いだとして、本当に必要なの?必要な金額を把握し、お金を貯めなさい

    そこから、「お互いに高め合おう。自分の強みを生かし、他の弱い人、困っている人を助けよう」

  • 前半の「100人の村に例えれば〜」の所はデータに基づいていて分かりやすかった。
    後半部分は変な感覚を覚えつつ、言っていることはまっとうだなと。(実現できる人がどれくらいいるかはおいといて)

  • 格差の連鎖だけははどうしても早期に防がなければ、貴重な人材が失われる。

  • 日本の今の状態が書かれていました。
    全体的に少し強引な感じがしましたが、読んでいて分かりやすい内容でした。

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戦後70年。この時代の節目に日本のこと、お金のことを知り、現実をよく見て、変化するのだ。大事なのはテクニックではない。明日からの生き方だ。「年収1億円」シリーズ累計35万部の著者が数字的根拠とともにこれからの生き方を示す!

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