作品紹介・あらすじ
大河ドラマ『八重の桜』医事監修者が検証する、幕末志士の意外すぎる持病と死因!
感想・レビュー・書評
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読友さんの感想で興味を持ち一気に図書館予約。この手の内容は学部・大学院の授業の知識として知っておいた方が面白いかも!というノリ。所々に出てくる「ベルツ博士」。明治時代に日本に招かれたお雇い外国人のひとりらしい。岩倉具視が我国で始めて「がん告知」を受けた患者さんだったとは知りませんでした。医療が発展していない幕末、脚気、感染症、脳卒中、がん、今だったら絶対に助かったよね、というものばかり。井伊直弼の病名には何となく納得。それが影響して桜田門外の変で殺害されたんだ。首がない西郷隆盛の遺体同定にはびっくり。④
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これを言っても仕方がないけれど、今の時代だったら薬や医療で助かった人もいたかもしれない・・・。幕末の有名人がどんなことを成したのかはもちろん興味はあるけれど、普段どんな生活をしていたのか、健康面や生活パターン、死亡原因から歴史を見ていくのもけっこう面白くて、不摂生な人や健康オタクもいたりで親近感持った。マネしたくない健康法もあったけど・・・。こういう本も好きです。
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興味深い幕末の志士たちがどんな病気を持っていて、どんな健康法を実践していて、どんな亡くなり方をしたのかを一人一人見ていくと、当時の医療事情がわかっておもしろい。
勝海舟サマはひょっとして今でいうヒートショックじゃないの?とか、この時代にクラッシュ症候群で亡くなった方がいた!(儒学者藤田東湖)とか新たな発見や想像もまた楽しい。
ただ、気になるのが精神系についての記述。
坂本竜馬→ADHDはけっこう有名な話ですが、井伊直弼→自己愛型パーソナリティ障害っていうのはどうなん?って思います。対面したわけでもないのにそういうこと言うのってまともな精神科の医師ならそういうことはしないと思うんだけどなー。
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幕末の偉人の生活ぶり、健康への取り組み、死因をつらつらと書いている一冊。
脚気や胃潰瘍がひと昔は死に至らしめる病だったのが、ちょっと驚きだった。
あと長生きしている人は散歩を日課にしている場合が多い気がした。参考にせねば!
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前に「日本史100人のカルテ」という本を読ん...
前に「日本史100人のカルテ」という本を読んだことがあります。似たようなものかな。面白かったのでこの機会に再読したいと思いました。
興味をそそられる楽しいレビューをありがとうございます(^_^)/
コメントありがとう(^^♪
面白かったですよ。意外にも岩倉具視だったんだ!とびっくりでした。
本当に今は医...
コメントありがとう(^^♪
面白かったですよ。意外にも岩倉具視だったんだ!とびっくりでした。
本当に今は医療技術が進歩したんだなって思います。https://honkawa2.sakura.ne.jp/1615.html 幕末の平均寿命は35-40歳くらい。
やっぱりこの点は今の方が素晴らしいですね(^^♪
次はこの戦国武将編を読みますよ
https://booklog.jp/item/1/4767812577?recommend_next=4767815770&ref_page=home