- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767817705
作品紹介・あらすじ
ライト、コルビュジエ、ミース、イームズ、アアルト、
カーン、バラガン、ムーア、フラー、アスプルンドほか
巨匠たちが残した住宅遺産を厳選!
本書は、必ず見ておきたい世界の名作住宅をすべてイラストで解説した本です。
なぜ写真ではなくイラストなのか?
写真では写すことができない屋根をはがした状態で上から覗いてみたり、
建物を輪切りにして上下階のつながりを確認したりと、
イラストだからこそ、より深く「良い住宅とはなにか」を理解できるからです。
日本や世界中にある巨匠建築家による名作住宅はもちろんのこと
古代から現代までの日本住宅の潮流、
世界中にある地域に根ざした環境共生建築の仕組までもわかる、
非常にお役立ちの一冊です。
■主な海外名作住宅
イームズ邸/チャールズ&レイ・イームズ
カレ邸/アルヴァ・アールト
サヴォア邸/ル・コルビュジェ
シーランチコンドミニアム/チャールズ・ムーア
落水荘/フランク・ロイド・ライト
フィッシャー邸/ルイス・カーン
シュレーダー邸/リートフェルト
マグニー邸/グレン・マーカット
ダイマクション・ハウス/バックミンスター・フラー
ファンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ
フーパー邸/マルセル・ブロイヤー
パレク邸/チャールズ・コレア
夏の家/グンナール・アスプルンド
Yハウス/スティーヴン・ホール
バラガン自邸/ルイス・バラガン
エシェリック邸/ルイス・カーン
マイラム邸/ポール・ルドルフ
レーゲンスブルグ住宅/ヘルツォーク
ケーススタディハウスNo22/ピエール・コーニック
スーパーアドビ/ネーダー・ハリーリ
ローテンボー邸/アルネ・ヤコブセン
メルニコフ邸/コンスタンティン・メルニコフ
ジェイコブス邸/フランク・ロイド・ライト
グワスミー邸/チャールズ・グラスミー
リヴァ・サンヴィターレ/マリオ・ボッタ
レッドハウス/ウィリアム・モリス
グラスハウス/フィリップ・ジョンソン
ジャウル邸/ル・コルビュジエ
ヴィラ・ヴァルス/SeARCH and CMA
ムーア自邸/チャールズ・ムーア
母の家/ロバート・ヴェンチューリ
ほか
■主な日本名作住宅
軽井沢夏の家/アントニン・レーモンド
白の家/篠原一男
SH1/広瀬鎌二
もうびぃでぃっく/宮脇檀
私の家/清家清
丹下自邸/丹下健三
立体最小限住宅/池辺陽
ニラハウス/藤森照信
前川國男自邸/前川國男
聴竹居/藤井厚二
スカイハウス/菊竹清訓
ほか
■環境共生・バナキュラー住宅
洞窟 岩(フェニキア、カッパドキア、マテーラ)
洞窟 土(ヤオトン、マトマタ、クレバス)
地中・草の生えた住居
高床式・アカ族
高床式・水上集落
移動式・パオ・ゲル
移動式・テント
中庭・中庭住居
茶室(待庵)
合掌造り
ほか
感想・レビュー・書評
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イラストが綺麗で見やすい。住宅のなかには本当にこんなものがあるのかっていうものが多く、面白い。
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建物とか間取りは好きだけど、写真じゃなくて全部イラストだから、何か分かりにくい。
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武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153108
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世界で一番美しいかどうかは置いておくとして、名作として名高い住宅建築を、写真は一切使わずに、イラストだけで図解して紹介している一冊だ。
ライトの落水荘やコルビュジェのサヴォア邸、ミースのファンズワース邸などといった定番の名建築から、白川郷の合掌造りの家やカッパドキアの洞窟住宅まで、「住宅」としてくくるとこんなに含まれるのか、というチョイスが面白い。
ひとつの建築に対してだいたい見開き1ページ、詳細に説明しても見開き2ページで完結する内容も手ごろで読みやすい。
限られたページ内では書ききれないエピソードやディティールがあるんだろうけれど、それらはこの本をとっかかりにしてさらに調べるように、という扱いなんだろう。
体裁はあくまでも図鑑で、ぱらぱらめくって楽しめるようにできている。
本書とは全然関係ないけれど、この書物を検索しようとして、「世界で一番美しい」と冠した本が驚くほどたくさんあることを知った。
ちょっと安易に使いすぎなのでは。 -
建築の文法を学べる。上の本もそうだが、図鑑形式の解説は、一件あたりの掘り下げが不十分になってしまい、あまり好みではない。もっと數を絞り込んで代表的なものを掘り下げ、残りはイラストで並べるというスタイルの方が好みだ。
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キレイなタッチの絵と適量な解説。お気に入りだ!