それが映画をダメにする

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著者 : 前田有一
  • 玄光社 (2017年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768308295

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それが映画をダメにするの感想・レビュー・書評

  • 映画業界に長くいる著者が本音で書いた映画評。

    業界内で知る話なども織り交ぜてあり、業界内の話をおじさんが吹聴しているように思え、読みだしたときには正直、違和感を覚えた。

    ただ、1冊読み切ってみると癖になるというか、ところどころ、他の映画評ではあまり記載することがないであろう意見が書いてあり、ある意味面白かった。

    いわゆる芸術評論ではなく、映画界の住人が、内輪でぼやいているような感じだから、面白いのかも。

    ギャスパー・ノエというフランスの監督は、全く知らなかったが、この本を読んで興味が湧いた。

  • 借りたもの。
    2010年代から現在(2017年)までの注目映画が成功またはコケた理由を短くまとめた本。
    アカデミー賞の問題点、『アナ雪』ヒットの裏にあるテーマ曲の無料公開による宣伝効果など、関係者を実名で上げたり業界内部の動きなどを垣間見れる。
    特に邦画の原作モノ――マンガ、アニメの実写映画化―ーが、力を入れながらファンの不評を買い大コケしてしまう理由を、よくぞ明文化してくれた!と思った。
    原作で設定など世界観がしっかりできているものを、大幅に改変(それも原作と全く関係なく)してしまうことは原作のファンへの裏切りになる。それが原作者関係なく、理解の無い第三者の監督、脚本家の手で行われると全く“別の作品”になってしまう。だからコケるのだ。(それを聞きつけた往年のファンは見限るだろう)
    願わくば、これが邦画界に伝わらんことを……

    勿論、私はこの評論全てに納得するわけではない。私は『GODZILLA』を面白かったと思っている。色々な映画のリスペクト、この時代に合った‘災害の見方’をうまくハイブリッドしている点で。

  • 48本の映画評。
    うち15本を観ていた。
    共感できる部分もあり、そ~かな~?と思う部分もあり。映画の感想は人によって様々だ。
    (『アルゴ』より絶対『ゼロダークサーティ』の方が面白かったけどなぁ~。)
    ただ切り口としては面白かった。
    女優の脱ぎ時とか、オタク映画を成功させる秘訣とか、予告編の出来不出来とか。
    著者が○印を付けている映画を優先的に観ようと思います。

  • 2017年7月1日読了。「超映画批評」の前田氏の著書。web同様いつもの前田節で、合わない人には本当に受け入れられない様子、私は好きだが。「それが」のそれって何やねん?とも思うが、webでは扱っていない映画や観点、彼の感じるよい映画とダメな映画の実例が多く取り上げられており、興味深く読めた。映画には監督や出演者、スタッフのみならずスポンサーや興行会社、映画館や制作委員会など多くの利害関係者が関わるため、無難な企画や誰も喜ばないヌルイ物語に着地しがち、作家性の強い作品では多くの観客に届かない、など特有の難しさもあるようだ。前田氏の主張通り、1800円だして2時間拘束されるのだから、やはりつまらない映画は観たくないものだ。

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