生を治める術としての近代医療: フ-コ-『監獄の誕生』を読み直す (いま読む!名著)

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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768410059

作品紹介・あらすじ

1975年『監獄の誕生』出版。1984年フーコー死去。その後の世界を大きく変化させたグローバリゼーションと情報社会の進展はフーコーの「監獄」を思いもかけない形に変容させた。私たちの身体に密かに浸透している「医療という権力」は何を統治しようとしているのか。それに抵抗する術はあるのだろうか。いま!の問題意識で名著を読み直す人気シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/64689

  • ◆10/18オンライン企画「なぜ人はあいまいさを嫌うのか〜コントロールしたい欲望を解き放つ〜」で紹介されています。
    https://www.youtube.com/watch?v=t2KA8IjVT9U&feature=youtu.be
    本の詳細
    http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-1005-9.htm

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著者プロフィール

美馬達哉(みま・たつや) 立命館大学先端総合学術研究科教授/脳神経内科医師。脳神経内科の臨床と同時に、社会学の手法で、医療や生に関わる人文学的研究を行う。近年は救急現場での患者選別(トリアージ)を調べている。著書に、『生を治める術としての近代医療―フーコー『監獄の誕生』を読み直す』(現代書館、2015年)、『感染症社会――アフターコロナの生政治』(人文書院、2020年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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