聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち: ろう文化と聴文化の間に生きる人々

  • 現代書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768434345

作品紹介・あらすじ

聞こえる祖父母から聞こえない親をへて聞こえる子どもたちへ、メビウスの輪のような捩れを伴う家族の物語。聞こえる世界と聞こえない世界の間に生きるアイデンティティを探し求めたフィールドワーク。

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  • NDC: 369.276

  • <関心のあったこと>
    ・生まれつき耳の聞こえない人の生まれる確率の高い国
    ・ろう文化と聴文化の摩擦
    ・ろう文化、ろうとしての視点
    ・各国の手話
    ・統計的な数値(ろう同士の結婚の割合、Deaf Childの職業)
    ・聞こえないことによる障害、誇り
    ・自立の解釈(共依存は自立を妨げているか)
    ・聞こえない人にとっての聞こえる人

  • 連絡会ニュース NO.108 '03/12/4

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著者プロフィール

 ポール・プレストンは一九四六年イングランド、リヴァプールに生まれ、カトリックとして育てられた(とはいえこの生い立ちは、内戦中のスペイン共和国に対するスペインおよび世界のカトリック界の態度への彼の鋭い批判をいささかも妨げてはいない)。オックスフォード大学卒業。レディング大学講師、ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジの教授などを経て、一九九一年現職【注:ロンドン・スクール・オヴ・エコノミクス教授】。一九九四年イギリス学士院会員。「スペイン内戦をその実際の体験者よりも良く知っている人物」(『デーリー・テレグラフ』紙)、「その著作が専門家からも一般読者からも歓迎されている、もっとも著名なスペイン内戦史研究者」(歴史家ロナルド・ヒルトン)と言われ、英米だけでなく当のスペインにおいても、その業績は高く評価されている。二〇〇五年にはスペインの権威ある学術賞、ラモン・リュル国際賞を受賞した。イギリス、スペイン両国のメディアでスペイン問題の解説者としても活躍。
(「訳者あとがき」より、【 】内は補足)

「2009年 『スペイン内戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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