本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768457634
感想・レビュー・書評
-
ジャーナリストの矜持を感じる対談
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画監督の森氏と、共同通信を経てフリーの青木氏が、もはや瀕死の態であるメディアにもの申す対談。
昨今のメディアトップと、首相の会食の頻度に代表されるような目に余るなれ合い。死刑制度における手続きの透明性の必要や、オウム真理教事件に見られる、なれ合いとたれ流し報道への批判。
メディアの側が切り込む姿勢から権力や同業者へ気遣う萎縮へ転じ、視聴側は同調的な思考停止に陥る。朝鮮半島、沖縄、日本の敗戦後と報道が時代と共に変わっていった様子。
知らず、ぶれていた自分の思考軸を補正出来たような気になるのである。
全3件中 1 - 3件を表示