- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020035
感想・レビュー・書評
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足るを知る大切さ。
見栄を張り、どんどん家を大きくしていったカタツムリの結末は…
子供のみならず大人も身につまされるお話だと思います。
欲が出て、もっともっとと思ってしまうけれど、本当に大切なことはなんなのか。
一度考えてみようと思わされる作品です。
レオレオニの絵本は絵本なのに教訓がすごく、読むとはっとさせられますよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レオ・レオニさんの絵と谷川俊太郎さんの訳が心に染みます。
年齢によって受け止め方が違うと思うので、何度でも読む機会があるといいと思います。 -
大きなうちにしたちびかたつむりの話を聞いて、ぼくもなきたくなりました。(小2)
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かたつむりの殻。
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子どもたちの世界もとっても大変 家庭環境も如実に現れるし
だけどあなたが今生きているよりもっともっと大きな世界がこの先には待ってるから
だから今だけの見栄や嘘をつくことより、その世界に出会えることを楽しみにしながら、ゆっくり大きくなったらいい!急激にぼーんって大きくなる必要なんてないんだからね -
おうちが大きくなるたび すご! や とげが生えたよ!(つの) と興奮していました。
おうち割れたらおひっこしできるんじゃない? と言ってて次のページをめくったら… そしてちびかたつむりを見て なおったの? と聞くので同じちびかたつむりだけどおうちがおおきくなったのは違うかたつむりだと最初からもう一度説明しました。 -
2022-02 1年生
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世界一大きな家がほしいと思ったカタツムリの話。だと思っていたら、副題は「利口になったかたつむりの話」と書いてありました。なるほど、そんなふうに読むのでした。お父さんが「独活の大木」と言ってましたね。
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ちびかたつむりにおとうさんが教える寓話。体を伸ばしたり縮めたりで、メロンみたいに大きくなるカタツムリのおうち。新しいキャベツに引っ越しできなくなって、果ては消えてなくなった。後半の詩的に語られる美しい断片がとてもよい。
訳者は谷川俊太郎さん。