- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020073
感想・レビュー・書評
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2012.6.24.sun
【経路】
図書館。レオ=レオニ!
【感想】
・レオ=レオニのメッセージ性がやっぱり好き。弱さを恥じず強さを誇らずな主人公たちが人間味あって親しみやすいのかな。
・カラフルな集合体がじぶんなんだなっていう絵、素敵。
【内容メモ】
・じぶんを見つけた部分品のはなし
・かれは小さくてきっと誰かの取るに足りない部分品なんだろうと思っていた。
・走る、強い、泳ぐ、登る、飛ぶ、賢い
・こなごなじま、小石の山
・なんのことかよく分からなかったけど ペツェッティーノがうれしそうだったから みんなも嬉しかったのさ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分探し。自分ってなんだろう・・・。
深い話なので、小さい子には難しいかなと思います。 -
*未購入*
3歳0ヶ月時、図書館にて借。
私が大好きなレオ・レオニ。
娘はいまいちな反応。
まぁ自分探しなんて、まだ分かんないよねぇ。 -
とっても小さなしかく■の自分は、きっと誰かの部分品に違いない!そう考えたペツェッティーノは自分が誰の部分品か探すたびに出ます。
一番最初に自分は誰かの一部分だって考えるところが謙虚で斬新やな~って思いました。読むほどに奥が深いお話で、絵本っていう短くて単純な中にこんな考えさせるものを盛り込めるなんてすげぇなと思わされました。 -
じぶんをみつけた ぶぶんひん のはなし■だれかのぶぶんひんなんだと思っていた彼が「ぼくはぼくなんだ!」と気付く話。絵も翻訳も抽象的な表現がクール(笑)表紙のやつは、はしるやつ。
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こんなに単純な色と線なのに、哲学してるんだよなぁ。
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ちいさなかたまり「ぶぶんひん」が、自分が何かのぶぶんひんなのかと探し回るけど、見つからない。けれど、最後に得た答えは、彼をとても満足させるものだった。誰だって、大きくなりたい、ビッグになりたい、偉くなりたい、かしこくなりたい、強くなりたい、と思う。けれど、そうなれなくても、自分は自分。大事な一個人。そういう意味が込められているのかなと思った。
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主人公である「ペツェッティーノ」は自分は「なにかのぶぶんひん」なんだと思って、自分探しの旅に出ます。
ペツェッティーノは表情が描かれていません。ですが、不思議と感情は読み手にひしひしと伝わる。
旅を終えて答えを見つけた、最後のページのペツェッティーノの嬉しそうな様子といったら、ないですね。
子供の頃、よく意味がわからないなりにすごく印象に残ってた絵本。
今読むとなんだか泣きそうになります -
お話と絵が抽象的なんだけれど熱さも感じるような、バランスが絶妙な感じがして好きです。
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自分は、おおきな全体のなかの一部であり
またその一部である自分は、ちいさなものの集まりでできている。
そんなペツェッティーノがうれしければ、みんなもうれしい。
ちいさなものの集まりでできている自分は、みんながうれしくなるほど、おおきな影響力をもっているのです。