あいうえおのき―ちからをあわせたもじたちのはなし

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制作 : 谷川 俊太郎 
  • 好学社 (1979年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769020127

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あいうえおのき―ちからをあわせたもじたちのはなしの感想・レビュー・書評

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  • 昔、あいうえおの木では、文字たちが葉っぱの先でのんびり暮らしていた。
    あるとき、強い風が吹き文字たちは吹き飛ばされてしまう。
    怖くてもう葉っぱの先には行かないで木の枝の中で縮まってあつまっていると、シマシマの蜂のような虫がやってきて、1文字ではなく、くっついて単語を作ると強くなるよ、と言われ単語を作る。
    いぬ、ねこ、はっぱ、そら、あかい…。
    そこへ紫色の毛虫がやってきて、単語で満足するのではなく、文章も作らなくてはと言う。
    文章を作れるようになったことを喜ぶ文字たちだが、毛虫は更に大事なことを言う文章でなくてはならない、と言う。
    文字たちは一生懸命考え、
    「ちきゅうに へいわを すべての ひとびとに やさしさを せんそうは もうまっぴら」
    という文章を作る。
    毛虫は文字たちを背中に乗せて、どこかへ行こうとする。
    尋ねると大統領の元へこの言葉を持って行こうと言うのだった。

    文字→単語→文章の流れを学ぶ絵本かと思っていたら、最後の大統領のところへ持って行くというところで、子供らしさが吹っ飛ぶ。

    戦争と平和を考えることも大切だけれど、それよりも、文章を作るときは「なにか だいじなことを いわなきゃ だめだ」 という毛虫。
    この言葉に感銘を受けた。
    言葉を大切にしない人が多い今、少しでも言葉に敏感になってほしい。

  • もとは英語なのでもちろんアルファベットの木でした。和訳されたことによってひらがなになる,絵本の不思議なところです。私たちが何気なく使っている言葉の「ちから」というものを見直すことができる作品だと思います。

  • 健気な文字たちが可愛らしい。
    一つ一つはただの「記号」でしかないはずなのに、擬人化され、表情が思い浮かぶのは谷川さんの手腕のせいだと思われる。

  • 言葉の持つ意味、伝えること、大切なことを伝えている。絵もきれい。文字から言葉、文へと変わり主として伝えている。読み聞かせにも良い。

  • うぅっ。強烈なはなし。

    文字は 文字だけだった。
    木の葉っぱに 文字は 書いてあった。
    台風が来て 文字は 飛んでいってしまったものがあった。
    それで、文字は 小さく固まっていた。

    そこに、ことばむしが来て、
    ことばをつくると 飛ばされないようになる
    といわれて
    文字たちは ことばをつくった。
    葉に 言葉が書かれることで 風に飛ばされなくなった。

    そこに、ピンクの毛虫が来て 言う。
    「なにか だいじなことを いわなきゃ だめだ」

    ことばたちは、ひとつの文章をつくりあげる。
    「ちきゅうに へいわを 
    すべての ひとびとに やさしさを 
    せんそうは もうまっぴら」と。

    ピンクの毛虫は
    それを大統領のところにもっていこうとする。

    レオレオニは ユダヤ人で 迫害を受け
    アメリカに亡命した。
    つくづく、戦争が いやなのだろう。
    台風は 戦争であり 文字は 一人一人のニンゲン。
    文字(ニンゲン)が集まって 戦争はやめようと言う。
    とても、大切なメッセージ。

    こどもにも 自然とわかるように伝える。
    ケンカはやめよう というのが間に挟まると
    もっといいのかもしれない。

  • もじ
    ことば
    文字たちが手をつなぐ

    大事なことを
    そして……

    図書館で予約した
    渡された本に驚く
    B4の手作り絵本!
    丁寧に 点字も貼ってある
    文字も子供のものだ
    なんか愛しい
    コープ神戸のボランティアグループの作成

    ≪ 一人ずつ ちからをあわせ つれてゆく ≫

  • 成し遂げたきみたちなら、届けられる。
    伝えられる。

    この言の葉を。

  • 文字たちが力を合わせて言葉を作り出すシーンで感動しました。

  • あいうえお の木にすむ文字たちのお話。
    ただの文字が、言葉になり文になり、意味を持つメッセージになる。
    最後の「だいとうりょうの ところさ」が、なかなか良い。
    反戦の絵本。

  • 4-7690-2012-0 32p 2001・6・21 18刷
    ◎結びの所は粋を感じる。

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