ヒトにしかできない接客 ロボットでもできる接客 ― ダメダメだった僕らのお店が笑顔であふれる場所になれた理由

著者 : 工藤昌幸 板野太貴

• こう書房 (2014年5月2日発売)

作品紹介・あらすじ

あの日、僕たちは「思いやり」を「行動」にする楽しさを知った。売上低迷するオープン4年目のレストランを舞台にした「接客の心」を揺さぶり引きだすビジネスストーリー。

感想・レビュー・書評

[halさんの感想 · 2015年10月18日]

何より読みやすい。
接客の基本に立ち返るための本。

ロボット接客ができるようにならないと、その上乗せとして人接客をすべきではない。そう思っているせいで、私は接客つらかったんだろうな。

[kazrocqさんの感想 · 2015年2月2日]

物語形式で読みやすい！
それでいて、ポイントがしっかりと抑えられており、いわゆる「理論だけ」にならないような書き方がされています。

こういった物語形式のビジネス書というのは魔法使いのような賢人と出会った主人公が教えを実践していくうちにメキメキと成果を出していく…といった内容が多いものです。
しかし、本書のコンサルタント上藤さんはでしゃばらずに、お店を変えるのはあくまでも店長、そしてスタッフ、というように一歩引いた目線でコンサルティングをしています。

その中でも肝なのはタイトルにもある「ヒトにしかできない接客　ロボットでもできる接客」
接客業って後者のイメージが強いけど、大事なのは前者なんですよね。読むと勇気づけられる本です。