零戦最後の証言 2

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769809654

作品紹介・あらすじ

日本最初の撃墜を記録したパイロットから、大戦末期の悪化する戦局の中で奮闘した十代のエースまで-不屈の闘志と矜持を胸に戦いの日々に挑み、傷つきながらも生き抜いた男たちが自らのことばで語る戦争の記憶。5年にわたる綿密な取材で得られた1000時間のインタビューテープと膨大な写真・資料をもとに、戦争と人間の真実を伝える出色のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • もう言葉になりません。

    生き残った彼らが戦後してくれたことを思うと、私は何ができてるだろうと考えてしまいます。

    死んでしまった彼らが生きていたら、またどんな国ができていたのか、そしてどんな言葉を残してくれたのかを思うと、涙が出てきます。

    そしてますます、自分のふがいなさに、吐き気がするのです。



    戦前、戦後・・・・・・日本人の本質は変わらない。
    現状を正しく理解できず、「お前が悪い!」と言い続ける、それで世の中が回っていく。
    どうしたらいいのか、まだ私には分からないまま。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家・写真家。1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、1986年より講談社「FRIDAY」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始、以後25年の間にインタビューした旧軍人、遺族は500名を超える。1997年からフリー。著書に『零戦の20世紀』(スコラ)、『零戦最後の証言1/2』『零戦隊長宮野善治郎生涯』『零戦隊、発進! 』『撮るライカI/II』(いずれも潮書房光人新社)、『祖父たちの零戦』『証言・零戦』シリーズ全4巻、『零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争(NHK取材班と共著)』『図解・カメラの歴史』(いずれも講談社)、『戦士の肖像』『特攻の真意(旧版)』(いずれも文春文庫)、『一生懸命フォトグラファー列伝』(日本写真企画)など。映画やテレビのドキュメンタリー番組の監修も手がける。

「2020年 『特攻の真意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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