神風特攻隊ゼロ号の男: 海軍中尉久納好孚の生涯 (光人社ノンフィクション文庫 84)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769820840

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  •  神風特攻の一号と呼ばれた関大尉は、一番ではなかった?
     階級格差なのか、戦況悪化を伝える為の布石だったのか。
     予科練と士官の其の差で、一号とその他は決まってしまったのか。特攻とは、どういう意味だったのかを深く追求しようとした本。
     読んでいて憤りを覚えることもありつつ、過去を美化するのは仕方のない事なのかもしれないと思ってしまいます。

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著者プロフィール

大野芳(おおの・かおる)
一九四一年愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『北針』で第一回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞。
著書に『近衛秀麿――日本のオーケストラをつくった男』(講談社)、
『絶海密室』『瀕死の白鳥――亡命者エリアナ・パブロバの生涯』(以上、新潮社)、
『8月17日、ソ連軍上陸す――最果ての要衝・占守島攻防記』『「宗谷」の昭和史――南極観測船になった海軍特務艦』(以上、新潮文庫)、
『死にざまに見る昭和史――八人の凜然たる〈最期〉』『無念なり――近衛文麿の闘い』『裸の天才画家 田中一村』(以上、平凡社)、
『天皇は暗殺されたのか』(二見文庫)など多数。

「2020年 『伊藤博文を暗殺したのは誰なのか 安重根と闇に隠された真犯人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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