駆逐艦「五月雨」出撃す: ソロモン海の火柱 (光人社ノンフィクション文庫 630)
- 潮書房光人新社 (2009年12月30日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769826309
作品紹介・あらすじ
暗黒のソロモン海上で日米の水上艦艇同士が演じたドラスティックな砲雷撃戦のドラマを刻々と変化をとげる水雷戦隊の航跡とともに見事に描いた傑作海戦記-わずか二百名が乗艦する白露型駆逐艦「五月雨」の開戦時からマリアナ沖海戦後の座礁離艦にいたるまでを艦橋配置に勤務する若き兵曹が活々と綴る。大戦中、最も酷使されたという駆逐艦乗員の汗と涙の暮らしを伝えるノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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日記を元に書かれた本なので、これを読むと本当に駆逐艦ってあっちこっちそっちどっちと忙しかったンだろうなぁと推測。そして、いろいろな事に翻弄されている感じも如実に伝わってきます。筆者の淡々としたところがまた読みやすく、悲観的にも楽観的にもなりすぎていない現実があるンだなぁと思いました。あっけなく逝く仲間たちが物悲しい。
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