戦時標準船入門: 戦争中に急造された勝利のための量産船 (光人社ノンフィクション文庫 648)
- 潮書房光人新社 (2010年6月30日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769826484
作品紹介・あらすじ
原則として戦争期間のみの使用を目的に物資や人員の輸送を行なうため造られる船。こうした船舶を第二次大戦中に保有したのは米国、英国、そして日本だけであった。独創的設計や斬新な技術を採用し、リバティー型、エンパイヤ型を量産した米英と戦時急造の概念に欠けた日本。各国の運用思想の違いに見る成功と失敗。
感想・レビュー・書評
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本筋から離れてしまうが、イギリスのエンパイア型はそれほど早く建造できる船ではなかったし、イギリスも空襲等でかなりの打撃を受けているはずなのに、日本を大きく上回る建造実績を達成できた工夫についてもっと踏み込んで書かれていると、対比で日本の迷走がさらに浮かび上がったのではと思った。
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