戦時標準船入門: 戦争中に急造された勝利のための量産船 (光人社ノンフィクション文庫 648)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769826484

作品紹介・あらすじ

原則として戦争期間のみの使用を目的に物資や人員の輸送を行なうため造られる船。こうした船舶を第二次大戦中に保有したのは米国、英国、そして日本だけであった。独創的設計や斬新な技術を採用し、リバティー型、エンパイヤ型を量産した米英と戦時急造の概念に欠けた日本。各国の運用思想の違いに見る成功と失敗。

感想・レビュー・書評

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  • 本筋から離れてしまうが、イギリスのエンパイア型はそれほど早く建造できる船ではなかったし、イギリスも空襲等でかなりの打撃を受けているはずなのに、日本を大きく上回る建造実績を達成できた工夫についてもっと踏み込んで書かれていると、対比で日本の迷走がさらに浮かび上がったのではと思った。

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著者プロフィール

大内建二(おおうち・けんじ) 昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞。主な著書に「海難の世界史」「日本の航空機事故90年」成山堂書店がある。

「2020年 『WWⅡ 商船改造艦艇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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