帽ふれ: 小説新任水雷士 (光人社ノンフィクション文庫 819)
- 潮書房光人新社 (2014年1月31日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769828198
感想・レビュー・書評
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部下を持つ立場となった人間はどう行動すべきか。戸惑いながらも仕事に邁進し、ひたむきに生きる一海上自衛官の物語。遠洋航海から帰り、思いも新たに初めて勤務した護衛艦で水雷士となった、三等海尉の一年間をつづり、着任から訓練、演習、そして転任まで、若手幹部が汗と涙で接した艦船勤務の日々を描く感動作。(親本は平成6年刊、2014年文庫化)
・プロローグ
・着任
・出港
・出会い
・呉という街
・年次修理
・個艦訓練
・友情
・群訓練
・ふれあい
・航空救難
・演習
・艦隊集合
・逆転
・離任
本書は、新任水雷士の成長を描いた小説である。途中途中、大学時代の恋愛模様が回想されている。海上自衛官の日常生活も興味深く、小説としても、面白く読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示