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- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784770024220
感想・レビュー・書評
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「深夜零時を一分過ぎていた……」
つまり、深夜プラス1なる奇妙なタイトルの由来です。
言わずと知れた、元イギリス空軍軍人ギャヴィン・ライアルによる冒険小説。
邦訳版も細かい所がちょこちょこ直されていますが、
これは英語原文で、あちこちの単語などに読み易いよう日本語のルビが振ってあるというもの。
私のような、ガイコクゴ出来なくてもこの作品だけは何とか味わいたい、
てな方にはピッタリではないかと。
このルビ振り版と邦訳版片手に、パリからリヒテンシュタインまで、旅をしてみてはいかがですか?
百万長者が持っている会社を罠から救うための旅を指揮する、元レジスタンスの連絡員。
この主人公、藪の中を走り回ったり「戦中と相も変わらず」な状態。
相棒に配されたのが、酒が切れると手が震えるアメリカの御仁。
カネのために追ってくるのが、かつてのレジスタンスの仲間で、今は……な連中。
……スーパーヒーローの旅とは全然違う、苦い旅になりそうですナ。
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神楽坂下にある本屋で買って、新宿ゴールデン街にあるバーで読んで下さい。
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古きよき時代のハードボイルドミステリ。拳銃の名手の用心棒(かつアル中)なんていいね。
冒険小説協会会長の酔いどれ読書人、内藤陳氏のオールタイムベストでもある。
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