- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784770041074
感想・レビュー・書評
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食を見つめることでその人の生き方まで変わっていくという。わかりやすく丁寧な文章で食の大切さを再認識させられ、今まで自分がいかに食費を安くあげようというスタンスで生きてきたかを思い知らされました。食のことを考えると環境のことや貧困問題にもつながっていき、一人ひとりの取り組みで社会が少しずつ変わっていける希望をもらいました。一方で、この本に共感を覚えた場合には、これまでの生活習慣をどこまで変えられるのかという悩みをかかえてしまうことに。少しずつでも参考にしたい。
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筆者の食に対する考えが書いてあった。
確かにその通りだな、と思うところもあったが、かなり極端な考え。現代の食生活の悪いところのみを探して非難している感じがした。筆者の思い描く食事をするためには原始人にでもなるしかないだろう。
食べるとは
・必須栄養素と植物栄養素の両方を摂取すること
・食事で摂取した物を分解し、自分の身体を作る
植物栄養素
・植物のみに含まれる
・ポリフェノール、βカロチン、アントシアニン
大豆イソフラボン、など約5000種
非効率な肉食
・大部分のタンパク質は人類共通だか、DNAの指令は各々異なるため、全く同じタンパク質は作れない
・タンパク質の原料は20種類のアミノ酸
・動物の肉を食べると、大きな負荷をかけてアミノ酸レベルまで分解する
・動物肉と消化液が混ざり、小腸でアンモニアが発生する。規定量を超えると毒性となる。またアンモニアを分解して尿素にするが、増えすぎた尿素の分解には腎臓を使うため負担が大きい
プロテインの罠
精製したタンパク質(アミノ酸)をプロテインで補うと、アミノ酸量が過剰になり得る。アミノ酸は貯蔵できないため、必要以上は排出したいが、不可能(排泄できる=とめどなく流れる)
→特定アミノ酸が血液中で過剰になる
タンパク質の効率的な取り方
・20種のうち9種が必須アミノ酸で、残りは身体中で合成できる
・穀物と豆類(2:1)で9種が全て取れる
なぜ細胞膜は油で形成されるか
細胞が水に溶ける=蒸発して生命維持が不可
全ての細胞が水に溶けない油で覆われる
油は必須
・油は即皮下脂肪になるわけではない
・皮下脂肪=糖(過剰の糖を脂肪に変換し、いつでも糖に戻せるよう蓄える)
・油(オメガ3や6)は細胞膜、ホルモンの材料
飽和脂肪酸
動物の肉に含まれる
皮下脂肪の成分
不飽和脂肪酸
①オメガ3(アルファリノレン酸)
亜麻仁油 シソ油、豆類、海藻
血中の中性脂肪を下げ、HDL値を上げる
血液粘度の低下
アレルギー症状の低下
動脈硬化の抑制
脳神経の発育、機能の維持
血栓予防
細胞膜、ホルモンを作る
②オメガ6(リノール酸)
ごま油、大豆油、なたね油
過剰摂取はHDL低下
血液粘度の増加
アレルギーを激化
細胞膜、ホルモンを作る
③オメガ9(オレイン酸)
オリーブオイル、アボカド
血中HDLを維持したまま、LDLを低下
動脈硬化、高血圧、心疾患予防
血圧、血糖値の調整
胃酸の分泌コントロール
便秘改善
④①〜③のバランス
オメガ6:オメガ3=2:1〜4:1
オメガ9は3.6から合成可能
豆乳
市販の豆乳は、大豆油をとったあとのカス(脱脂大豆)から作られる。脱脂状態では変性し、腐りやすいため多くの防腐剤を使用。
原材料に脱脂大豆、調製豆乳と書いてあるものには注意
砂糖とビタミンC
糖分が欲しい=ビタミンC不足
太古は糖分=ビタミンCが豊富な完熟した果物
現代でも脳の発達は追いつかずビタミンC不足のとき糖分を欲する。
満腹と満足
満腹感=分量で胃が膨らむ
満足感=必要な栄養素が満ちたりて充実感
空腹は幸せ
野生動物は空腹状態をしばらく保った後に次の餌
ライオン:空腹状態でないと狩にでない
草食動物:草があっても空腹でない限り食べない
食品添加物・輸入食品
・年収が低下しているのにエンゲル係数の割合も低下→安い食品が増加したから
・安い輸入食品は薬物が大量で危険
・電子レンジはマイクロ波で食品を破壊
ダイエット
・炭水化物とタンパク質は同時に接種しない
→消化液が異なり負荷がかかる
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コンビニ弁当ばかり食べていませんか?
加工食品に隠された添加物の数々…
健康は「食事」から!!
手書きPOPより抜粋 -
食物版「買ってはいけない」読本です。
予想したとおりの論調で書かれている。
忙しい日々の中でどうしてもジャンクフードばかり食べていて、それがいかんというのは分かっていてもなかなか辞められない。
なので「ジャンクフードでアナタの体はできている」とか「プラスチックを食べているようなものだ」と書かれるとわくわくしてしまう。
にしても、これを読むと、確かに怖くてコンビニごはんできなくなる……自炊できなくなったら死ぬのかな私、という気持ち。 -
取材で必要だったため読了。
副題は「病気にならない食べ方」。
体と心と食べ物の繋がりの話。
書かれていることは正しいのだろうけど、
これでは、何も食べられなくなる……と
ちょっとゲンナリした気持ちになる。
ただ、今の子どもたちがキレやすいことは、
食事に関係しているというのは、
そうかもと思えるから、
やっぱり大事なんだけど。
食べものを探して右往左往はしたくないから、
国が変わってほしいけど、
農水省は自分たちが得をするようにしか動いてないらしい。 -
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人の身体は、その人が思った通りになっている。
「野菜に聞くんだ、何になりたいって」
その時に一番相応しい自分でいることがナチュラルエンジングのあり方
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演劇 整体 食 表現 変わることへの恐れ 選択肢 鋭敏な体感 実現