Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本
- 講談社インターナショナル (2009年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784770041241
作品紹介・あらすじ
英文メールを書いていて「本当にこれでいいのかな…」と思ったことはありませんか?または日本語を英訳している際、辞書を引いてもどの単語を使ったらいいのか、迷ったことはありませんか?そんなとき、2つの簡単な方法を使ってGoogle検索してみましょう。ウェブ上に広がる知識が巨大なデータベースとなり、あなた専用の辞書にも、ネイティブ・チェッカーにもなるのです。ライティングに関する悩みを解消する、「目からウロコ」の画期的な一冊。
感想・レビュー・書評
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ダブルクオーテーションマーク("")とアスタリスク(*)。本書で述べられていることは、この二つの機能に尽きるといっても過言ではありません。
ダブルクオーテーションマークで検索文字に制約をかけえ、アスタリスクっで制約に幅を持たせます。それによって、所望の検索結果が得られるとのこと。
簡単に聞こえますが、結構な訓練が必要だと思います。検索したい対象に対して「どこまで制約をかけえて、どこの制約を外せばよいか」の判別が難しいからです。そういった意味では、英語初級者への提言ではないかもしれません。
ただ、英語の検索を通して、現代人にとって必須のスキルと思われる「適切な検索力」も磨かれるかもしれません。
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Sat, 01 May 2010
WEB上は言語情報が満ちあふれている.
現代の自然言語処理の隆盛は,WEB上の大量の文字コンテンツに負うところが
大きい.
しかし,この「情報」は機械学習屋さんだけのためのものだろうか?
n-gram統計情報として扱って,そこから言語知識を得ることはできるが,
もっと,個別事例単位でも,価値はあるはずだ.
と,,,,いう文脈では,書かれていないが,要はそういうこと.
普通に英語を書くときに,巨大な「用例データベース」として,WEBの情報を使いましょうということ.
正直書いてあるネタは二ネタ.
その1
“How to write English ”
のようにダブルクォーテーションで括れば,その記述したフレーズズバリが
どれだけあるかがわかる.
これの検索結果がどれだけあるかで,その用法がどれほどスタンダードなものなのか
わかるということだ.
その2
“How to * English”
のようにアスタリスクをはさめば,これが任意語として認識され,
How to ほにゃらら English
のほにゃららに入るいろんな用語をあててくれるのだ.
正直,書いてあるGoogleテクニックはこの二つ.
たしかに,この二つでも使いこなせば,いろいろアル!
で,後半になると,ネタが尽きたのか,結構ふつうの
英文ライティング本になってくる・・・
「三単現のsに気を付けよう!」
みたいな・・・
まぁ,類書が少なく思うので,面白いと思うが,
もう少し,内容をリッチにして欲しかったと思う一冊でした -
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください -
英語らしい文を作ってGoogle検索でよく使われている表現かどうかをチェックする「Google英文ライティング」による英作文を指南している本です
内容は悪くなかった
ただ、電子書籍版ではマーキングができず、とにかく不便で仕方がない
それでも古本で再購入したくらいには良い本でした
ポイントとしては、
・Google検索の使い方
・定説な前置詞の選び方
・和英+(英作文したい文)
・例)リサイクル法+law
・明解な英語かどうかのセルフチェック方法
セルフチェック方法については、
・文頭の5語に下線を引く:情報の多さを判断する
・主語と動詞にマルをつける:近くにある、組み合わせは極力少なく
・語数を数える:少ない語数で具体的かつ明確に情報を伝える
と簡単ながらなかなか強力 -
最初の5語を見て、どれだけ少ない単語に多くの情報が含まれているかを確認する。主語と述語の関係が明確である事、
「最小の語数で最大の情報を伝えている」事。 -
英文書いてて迷ったら、ついついGoogle先生に聞いちゃうよね。そんなメソッドを本にしたらしい。しかし、すべてはGoogleに筒抜け。。。DuckDuckGoでも使うのかな。