- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784770501738
感想・レビュー・書評
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大学時代、人種問題のある児童文学として習った絵本が「遊べる本屋」にあったので思わず購入した本。今は実家のどっかにあるはず。
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こども向けの本をちゃんと読んでみると、なかなか面白い。
この絵本は、スコットランド人で国際保健ワーカーだった作者がインド駐在中、自分の子どもが夏休みに暇しないようにと書いたものだという。文体だけをたどっていけば、どうやら舞台がインドらしいと思わせる点が幾つか出てくる。たとえば、トラが最後に溶けてバターになるくだりは、実はバターではなく「ギー」になったと原書にあるし、考えてみればトラはインドや中国が生息地だ。
しかし挿絵は、完全にアフリカもしくは中米を想像させるものである。サンボのお母さん「くろまんぼ」は頭にスカーフ巻いた典型的アフリカンママだし、お父さん「くろじゃんぼ」はパイプをくわえたダンディなキューバ紳士の風貌である。ちなみに、挿絵も作者本人が描いている。アフリカにルーツを持つとされる人々がインドにいる事実は確かにあるが、あの服装は絶対アフリカである。
不思議。 -
手のひらサイズの復刻版
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トラがバターになっちゃうなんて!
です。 -
こちらが正真正銘へレン・バナーマンさん作「ちびくろさんぼ」差別本と言われ絶版にもなりましたがこの本には離れて暮す子供たちへの母の愛情が詰まってます。169枚もホットケーキ食べてちびくろさんぼはよっぽどお腹が空いてたんですね。
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くろんぼチャンピョン。
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ちびくろさんぼのおはなし