乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか

  • 132人登録
  • 4.00評価
    • (15)
    • (14)
    • (8)
    • (2)
    • (1)
  • 14レビュー
制作 : 佐藤章夫 
  • 径書房 (2008年10月15日発売)
  • Windows
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770502001

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのかの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 昔から牛乳を飲むとお腹ゴロゴロ、においも苦手でしたが、健康食品の代表のような牛乳が苦手というのは悪いような気がしてがんばって飲んでいました。大人になってからは「あんな大きな牛の乳をありがたがっておいしいと飲む方がヘン」と、おいしいと思えない(けど飲まないといけないような気がして)ときどき負け惜しみを言っていました。直感的に言ってたことが科学的にも正しかったんだ、ということがわかり目からウロコ。遺伝的にがんになりやすいわけでもないイギリス人の科学者である著者が片方の乳房全摘後も悪夢のように何度も再発するがんのため闘病しながら研究し至った結論は、乳製品は体に悪い、という衝撃の事実。たばこを吸う人全員が肺がんになるわけではないので乳製品を食べたらがんになる、とも言えないですが、もう乳製品は極力食べないようにしよう、と思いました。もとから好きじゃない牛乳を飲まないのはまったく苦にならないけれど、チーズは好きだしヨーグルトやパンやお菓子、考え出すとほとんどの食品に乳製品が含まれていて、困った。それにしてもたばこと決定的に違うのは牛乳(乳性品)は体にいい、積極的に食べましょう、と今まで思いこまされていたのはなんだったのか、という。世の中の恐ろしいカラクリの一端が具体的に透けて見え、原題の YOUR LIFE IS IN YOUR HANDS という、自分の命は自分で守る、という意味がひしひしと感じられます。でもチーズはおいしいしアイスクリームもおいしいしバターもおいしい。食べない、というのはなかなかむつかしいと思うので、せめて大量生産ではないものを選んで、量と頻度を減らしていこうと思います。

  • 読む価値のある本。読んだ上で、牛乳を摂取するか否かは自己判断でよいと思う。

    筆者は下記理由から、乳・乳製品・乳牛の肉を摂取する事は、発癌リスクを高めると言っている。
    ・インスリン様成長因子(IGF-1)は細胞の分裂・増殖を刺激。ガン細胞の増殖にも関与→乳・乳製品・乳牛の肉に含まれる。
    ・IGF-1とエストロジェンは乳ガンや前立腺癌の培養細胞の分裂・増殖を促す。乳ガン細胞にはこれらのリセプターがある。
    ・牛乳はカゼインによりIGF-1が消化管内で分解されない
    ・分子生物学によれば、乳ガンの場合、細胞増殖を促すシグナルは細胞膜に近い細胞内液の浅いところで発信されている

  • 乳製品に警告している本で、著者は地質学者であり再発乳がんを克服した人です。ここに書かれている内容は乳がん患者としてはかなり衝撃的でしたが、その理由について自分の体験を交えながらも学者さんらしくデータを揃えきっちり説明してくれていたので、納得しながら読めました。著者自身が実践した乳がん克服法も具体的で参考になりましたし、なによりこの本を読んでいちばんよかったのは、食事や生活を改善したりすることで、自分の力でがんを押さえこむことができるかも~という希望が持てたことです。ここに書かれていることをどう判断するかはおいといて、乳がんが気になる方にはぜひ読んでもらいたい一冊です。

  • パラパラパラパラ…って読みました。最初読んだときはへぇーって納得したのですが、筆者の体験自体は、読み返すとエビデンスレベルは低いと感じました。ただ、牛乳の体に対する作用は、勉強になる点もございました。

  • 乳がんの原因は牛乳だった、というなかなか衝撃的な内容ですが、かなり説得力はあります。とはいえあらゆる乳製品を食するのを止めるのは難しいかも。乳がんと前立腺がんも同様ということなので男女かかわらず一度読んでおいても良い本かと思います。

  • 読む価値のある本。読んだ上で、牛乳を摂取するか否かは自己判断でよいと思う。

    筆者は下記理由から、乳・乳製品・乳牛の肉を摂取する事は、発癌リスクを高めると言っている。
    ・インスリン様成長因子(IGF-1)は細胞の分裂・増殖を刺激。ガン細胞の増殖にも関与→乳・乳製品・乳牛の肉に含まれる。
    ・IGF-1とエストロジェンは乳ガンや前立腺癌の培養細胞の分裂・増殖を促す。乳ガン細胞にはこれらのリセプターがある。
    ・牛乳はカゼインによりIGF-1が消化管内で分解されない
    ・分子生物学によれば、乳ガンの場合、細胞増殖を促すシグナルは細胞膜に近い細胞内液の浅いところで発信されている

  • 乳がんを克服した著者が薦める、乳がん・前立腺がんを治すための食事。

  • 牛乳の危険性が良くわかった。乳製品の摂取を止めます。

  •  速読の研修で「牛乳は体に悪いから飲むな。この本がよく書いてある。」と言われ、本当かどうか読んでみた。
     乳がんになりながら牛乳・乳製品のすべてを絶つことで克服に成功した体験と、他分野ながら研究者としての見識を交え、非常に論理的に「牛乳は飲むべきでない」ことを解説している。牛乳だけでなく、一般的には勧められているものが、実はダメなものだということをいくつか紹介しており、それは畜産協会だったり医師会だったりといった既得権益者たちによるモノである点まで切り込んでいる。英国の話ではあるが、訳者が解説をきちんと添えていることで日本に置き換えて読める。否、利権という点では英国も日本も構造は一緒なので、違いは牛乳・乳製品をとる量が欧米の方が圧倒的に多いということだけである。ともかく、日常生活において牛乳を排除することは実際にはできないけれど、なるべく少なくしようと思わせるには十分な論拠がある。

  • 参考程度に読んだ。

全14件中 1 - 10件を表示

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのかを本棚に「積読」で登録しているひと

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのかの作品紹介

●世界15か国で翻訳された、400万部のベストセラー。
●乳がん発症 → 乳房切除 → 5年後に転移 → 2週間後に再々転移 → 放射線療法 → リンパ節に3度目の転移 → 放射線による卵巣摘除 → リンパ節に再度、鶏卵半分ほどの大きさのがん発症 → 牛乳・乳製品・乳牛肉の摂取をやめる → リンパ節のがんが小さくなり消滅 → 15年間一度も再発なし。
……以上が、42歳で乳がんになったプラント教授の乳がんの歩みである。たたいても、たたいても、消えないがんにおびえながら、プラント教授は、自分がなぜ乳がんになったのかを調べ始める。
●プラント教授は、最初に乳がんになったあと、ブリストル・ダイエットという有名ながんの食事療法を取り入れた。これは、油・動物性食品・塩分・カフェインなどをとらず、野菜や果物、ヨーグルトなどを多くとるという食事療法であった。しかし再発! 余命は長くないと、医者からも告げられる。……愕然とするプラント教授は、それでもあきらめなかった。学術論文を読みあさり、まさに命がけで研究を続ける。そしてついに、プラント教授は乳がんの真犯人を探り当てた。それから15年。プラント教授の乳がんは一度も再発していない。
●プラント教授が本書でその研究を発表したとき、多くの科学者がこれを批判した。だが、一人としてプラント教授の説をくつがえすことはできなかった。やがてプラント教授は、医学の発展に貢献したとして英国王立医学協会の終身会員となる。そしてもちろん、いまも元気で活躍を続けている。
──私が乳がんになる2年前に、このような本が出ていたら、私が乳がんになることはなかったであろう。──ジェイン・プラント。

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのかはこんな本です

ツイートする