ブラジル研究入門: 知られざる大国500年の軌跡

著者 :
  • 晃洋書房
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771011618

作品紹介・あらすじ

ブラジル史の概説書としてはすでに何冊か類書が出版されているが、本書は人種関係などの社会問題や文学の潮流の解説にもかなりの紙幅を割くことによって、従来の入門書とは一味違ったブラジル史となっている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラテンアメリカにおける日系人の約85%がブラジルにいる。
    130万人を超える。
    所得が上位5%の階層に最も集中している。地域格差もすごい。
    農村からの人口流出で都会のスラム化、犯罪の増加も問題になっている。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

Norio Kinshichi.
1940年、中国生まれ。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒。
東京大学大学院西洋史学博士課程修了。専攻 ポルトガル近代史。
東京外国語大学名誉教授。元天理大教授。
著訳書に
『図説 ポルトガルの歴史 ふくろうの本』
(金七紀男 著、河出書房新社、2011年)、
『図説 ブラジルの歴史 ふくろうの本』
(金七紀男 著、河出書房新社、2014年)、
『日葡修好通商条約と外交関係史 1860~1910』
(ジョゼ・アルヴァレス著、金七紀男訳、彩流社、2010年)、
『ブラジル史』(金七紀男著、東洋書店、2009年)、
『現代ポルトガル語辞典 改訂版』 (池上岑夫、高橋都彦、
 武田千香、富野幹雄との共編、白水社、2005年→3訂版:2014年)、
『エンリケ航海王子 大航海時代の先駆者とその時代
 刀水歴史全書68』
(金七紀男著、刀水書房、2004年)、
『ブラジル研究入門 知られざる大国500年の軌跡』
(高橋都彦、住田育法、富野幹雄との共著、晃洋書房、2000年)、
『ポルトガル史』
(金七紀男著、彩流社、1996年:増補版 2003年:増補新版 2010年)、
『スペイン・ポルトガルを知る事典 新訂増補版』
(池上岑夫・神吉敬三・小林一宏・牛島信明との共著、平凡社、2001年)、
『ポルトガル日本交流史』
(ジョゼ・アルヴァレス著、共訳、彩流社、1992年)、
『歴史学の現在』
(ジェフリー・バラクラフ著、松村赳との共訳、岩波書店、1985年)、
『ブラジル史』
(フレデリック・モーロ著、富野幹雄との共訳、白水社、1980年)、
『ポルトガルとその将来—国家の状況分析』
(アントニオ・デ・スピノラ著、金七紀男訳、時事通信社、1975年)
などがある。

「2022年 『ポルトガル史[増補新版 ルネサンス版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金七紀男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×