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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784771015579
感想・レビュー・書評
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こういう本は嫌いじゃなけど、なんとも評価しづらい本。
良い面としては、著者の活動は非常に興味深いし、サウンドスケープや音に耳をすますという行為を見直すという試みはとても共感できる。
著者の文章も流れるようで読みやすい。
一方で、この本で何をいいたいのかはわかるけど、うまく伝わってこない。
内容も散文的で、いまいち軸が弱い。
そして著者の文章がうまい反面、若干(あえて)感覚的に過ぎるため、イマイチ説得力に欠ける。
……と、それぞれ良い面とどうかなという面を書いてみたけど、
著者の意欲と熱意が伝わってきたので、評価は高め。
葉擦れの音、音風景、日常の美、などのキーワードが好きならおすすめ。
最後に、タイトルや装幀はなんとかならなかったのかな。
豪華にしてオシャレ(?)にしたいのはわかるけど、
これじゃあ誰に何を伝えたいのかわからないような……。
値段ももっと安かったらなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容としては興味のある分野で、
著者の言っていること、やっていることも斬新で非常に興味深いのだが、
いかんせん編集段階の荒さが目に余って読みづらい。
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