月の本

著者 :
  • 光琳社出版
3.71
  • (12)
  • (16)
  • (26)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 142
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771302426

作品紹介・あらすじ

月のトータル・ヴィジュアルブック。太古より我々が語りつぎ、詩に詠み、祈りをささげてきた「月」。この不可思議なる天体の魅力を、文学、天文学、人類学、美術にいたる、あらゆる角度から紹介した、「月」の決定版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一時期「空の名前」が流行ったおかげで、同じ系列の色んな本が出ましたが、確かこの本もそのシリーズだったと思う。

    月の神話、月の科学、物語りの中の月、絵画の中の月、とさまざまな方向から月をクローズアップ。絵画や図版も豊富でなかなか充実した1冊。

  • 月について、いろんな角度から見れる一冊。
    個人的には、世界中にある月の神話がとても興味深いです。
    写真や図もたくさんあって満足!

  • 月にまつわる様々な神話、人々の今までの営みなど
    ありとあらゆる様々な事が詳しく書いてある。

    上品で美しい表装です。

  • 宵闇に輝く月の写真がとても幻想的でしたし、闇に不気味に輝く紅い月の写真も本能的にそそられるものがありました。
    月の中は空洞で、地球にはない物質があるとか、実は月は宇宙船だった―など、真偽はともかくとして、SF好きにも楽しめる本だったと思います。
    個人的には、神話やオカルトチックに書かれた章が興味深かったです。
    まさに色んな面から月を楽しめるperfect guide book!

  • スチール棚2段目に、同じ題名で同じ写真家のポストカードブックがあった。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:446.04||H
    資料ID:59703150

  • 月に関するガイドブック。写真集というよりも、月を主人公とした文章が主体で、その奥に様々な月の顔(写真)があるという感じです。大きな本ではありませんが内容は多岐にわたり、月が昔から現在まで、いかに人間にとって惹かれる存在であるかを実感しました。昔教科書で習った中原中也の詩は、月と一緒に読むと味わいが増すということを発見。また、ミステリーハンターの竹内海南江さんの文は素敵だなと感じました。
     好きな写真は、紫がかった空に雲がたくさんあって、その遥か上にちょっと丸い三日月が浮かんでいる一枚です。「うけ月」といって、下弦で盃の形のような月が一番すきなのです。
    巻末のほうにある「世界の月の呼び名」で行ってみたい国でどう呼ばれているかを探したり。月をさまざまな角度から楽しめる一冊です。

  • 月ばかりで、気が触れそうになる。

    途中でリタイアしました。

  • 中学生のときに大きいねえちゃんからもらった。
    お月様がいっぱい。
    寝る前に読む。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。

慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論等著書多数。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。2019年『(改訂新修)謹訳源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻。ほかに、『往生の物語』(集英社新書)『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)等古典の評解書を多く執筆。『旬菜膳語』(岩波書店・文春文庫)『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『謹訳平家物語』全四巻(祥伝社)『謹訳世阿弥能楽集』(檜書店)『謹訳徒然草』(祥伝社)等著書多数。

「2021年 『古典の効能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林望の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
梶井基次郎
林 完次
梨木 香歩
日丸屋 秀和
ネイチャー プロ...
三浦しをん
高橋 順子
高橋 健司
森見 登美彦
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×