理論への抵抗

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制作 : Paul De Man  大河内 昌  富山 太佳夫 
  • 国文社 (1992年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772003612

理論への抵抗の感想・レビュー・書評

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  • 【目次】

    ペーパー・マットの上の虎(ヴラド・ゴズィッチ)
    理論への抵抗
    文献学への回帰
    ハイポグラムと記銘
    読むことと歴史
    結論・ヴァルター・ベンヤミンの「翻訳者の使命」
    ダイアローグとダイアロール性
    ポール・ド・万との対話(ステファノ・ロッソ)
    訳者あとがき

    *****

  • 【目次】

    ペーパー・マットの上の虎(ヴラド・ゴズィッチ)
    理論への抵抗
    文献学への回帰
    ハイポグラムと記銘
    読むことと歴史
    結論・ヴァルター・ベンヤミンの「翻訳者の使命」
    ダイアローグとダイアロール性
    ポール・ド・万との対話(ステファノ・ロッソ)
    訳者あとがき

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  • デリダの盟友、ポール ド・マンの書。面白かったのは、ヴェンヤミン「翻訳者の使命」について語った講演の記録。

    ・ヴェンヤミンは、作者の天才性、芸術作品のアウラを信じている。読者の読み、多様な解釈を重視する新批評からしたら、ヴェンヤミンは前時代的で古臭い批評家である。

    ・「翻訳者の使命」で、ヴェンヤミンは、原作と翻訳作品は全く別物だと指摘する。原作は、決して別の言語に翻訳できない。翻訳者は、決して天才的な作家になれない。では、「翻訳者の使命」とは何か。それは、原作にはない何かを翻訳作品に与えることである。

    ・ヴェンヤミン「翻訳者の使命」のフランス語訳が、原語と全く正反対の意味になっている箇所をマンは指摘する。

    ・ヴェンヤミンが言う「翻訳者の使命」は、「誤読」の可能性の肯定となる。一見ヴェンヤミンは作者の天才を称揚して、読者の自由な読みを重視する新批評と縁遠いようだが、実は近いのだということ。

    ・世界は誤読でしかない。真理と定められた解釈も、誤読の1つでしかない。解釈とは、誤読である。理解とは、誤読である。

  • 2010/03/31

    85%読了。図書館返却。無念。

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