ぶたたぬききつねねこ

著者 :
  • こぐま社
3.54
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本棚登録 : 1727
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772100601

感想・レビュー・書評

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  • おひさま まど どあ あほうどり
    と言った具合にしりとりで言葉をつなげてその都度それに合わせた絵が描かれていく馬場のぼるさんによる「しりとり絵本」。
    背景は真っ白でシンプルなのに、それぞれの絵が味わい深くじっくり読みたくなってしまいます。
    なんとなくストーリーがあるようにも見えますが、最初と最後ではほとんどつながりはなく、適当と言えば適当。でも読んでいて、「こんな風に適当に言葉を繋ぎ合わせ、適当に絵を合わせただけでもストーリーのようなものを読み取ってしまう人間の脳ってすごいなあ」と、絵本外のことを考えました。
    最後の方で
    ぶた たぬき きつね ねこ
    が登場したときは何故かテンションが上がりましたし、締めの言葉や絵も一緒に万歳したくなるくらい何故か嬉しい。
    言葉ってすごいし、絵本ってすごいし、物語を読み取る人間の脳ってすごいなあと。
    あと蛇足ですが、途中で「りす」が出てきたとき「きつねやん」と思いました。身長以外見た目ほぼ一緒やん、馬場せんせ。

  • 馬場のぼるさんによる、しりとりの絵本。
    とひと口に言ってしまうのはもったいないほど、面白い絵本。
    ごく短時間で読み終えるが、読み方次第では時間調整に役立つので、
    あと一冊と言う時のために忍ばせていくと良いかもしれない。
    言葉もリズムがあり、馬場のぼるさんの遊び心いっぱいのイラストが味わい深い。
    何でもない言葉のひとつずつに、クスクス笑わされてしまう。

    「り、の次は何だと思う?」と聞くと「りんごー!!」と大きな声で全員が叫ぶ。
    ところが、そんな定番のしりとりだけではない。
    「え?それなの?」という展開もあって思わず笑ったり。
    なかなか当てられないと興味を失うので、そこはちょっとしたヒントを出しつつ進むと面白い。

    ということで皆さん、「どあ」の次は何だと思われます?
    なんと「あほうどり」ですよ!
    約4分。幼児から。

  • しりとりを題材にした絵本ですが、そこは馬場のぼるさんなので、とても独特な絵が繋がって、場面が移動して行く展開が楽しい作品です
    おそらく対象年齢は、ひらがなを覚え始めるくらいのあたりでしょうか

    おひさま まど どあ あほうどり
    りんご ごりら らっぱ ぱいなっぷる

    その名詞が絵になって順番に現れるだけでなく、意外な展開でつながっていって、そしてついにタイトルの『ぶたたぬききつねねこ』が登場するシーンでは、待ってました! と盛り上がってしまいます
    そう言えば、しりとりって最後にやったのは何年前だろう
    たまにはやりたいなあ、なんて、ふと思ってしまいました

  • しりとりの絵本
    3歳息子、しりとりのルールはまだ理解しきれていない様子。最後まで読んだけど、あんまり興味を示さなかった。もう少し大きくなってからかな?兄妹で読んだらもっと楽しいかも。

  • 1歳3ヶ月。早すぎたのかあまり興味を示さなかったけど、楽しくしりとりを学べる良い絵本だと思う。絵も見やすくて可愛い。

  • 何度も読んで、兄妹で競うようにしりとりしていて楽しそうだった(二人とも全部わかってるけど、わざと「ま、ま、ま…まど!」って言ったりして微笑ましかった)

  • 2歳3ヶ月 読み初めは絵と単語だけでもう少し低月齢のこ向けかな?と思ったけど、しりとりになってるのと、結構長い笑ので、長く楽しめるのかも。。今のところしりとりの意味わかってないようで、ポカンとしている。ただ読むと単語の連発で終わるので、多少読み手の腕が試される。馬場のぼるさんの本初。ねこシリーズ読んでみたい。

  • 1歳半 女の子 図書館で借りて読みました。
    しりとりは理解していないようですが、絵をみて楽しそうにしていました。
    ぶたたぬききつねねこの響きは特に好きなようです。

  • しりとりがわかる

  • 「楽しそうにダンスする、ぶた、たぬき、きつね、ねこ。ユーモアたっぷりのイラストで、しりとりが展開していく楽しい絵本です。

    最初は、「おひさま」。静かな朝から始まり、「まど」、「どあ」…ページをめくると、「あほうどり」。」

  • 中・県・長:

  • 4-7721-0060-1 c8793P900E

    ぶたたぬききつねねこ

    1978年12月10日 第1刷発行
    1992年6月1日 第40刷発行

    著者:馬場のぼる
    発行所:株式会社こぐま社

    (1992年9月18日購入)

  • しりとりになってておもしろかった

  • しりとりではまるかなと思ったけど、そんなにだったみたい。

  • クリスマスの時期にぴったりの絵本!
    しりとりなのにストーリー性があって素敵。

  • ■伊藤忠051
    #ぶたたぬききつねねこ
    #2階本棚・上段

    #読んであげるなら3才から
    #自分で読むなら小学低学年から

    ■出版社からの内容紹介
    子どもの大好きなしりとり遊びの絵本。朝「おひさま」が「まど」と「どあ」を照らすと、家の中から「あほうどり」が出てきて…。しりとりのことばだけなのに、絵を追ってゆくと愉快なお話が見えてきます。

    #40ページ
    #18×18cm
    #伊藤忠寄贈図書

  • しりとりの本。

    五歳は気づいてから、うれしそうに何度も読んでいました。
    二歳はまだ字もしりとりもわかってないので、絵を見ながらこれなーんだと言いながら読み進められるので楽しいです。

  • しりとりで続く絵本。

    2才7ヶ月では「しりとり」をなかなか理解出来ていないようで、「たぬきさんから始まって、ぶたさん、ねこさん、きつねさん、で終わるんだね」など絵の目に付いた順に言っています。
    でも出てくる絵はちゃんと分かっていて「クリスマスだ!みんなのケーキなのかな?」などお話ししてくれます。

    ベビーカーは知ってても乳母車という単語は知らなかったり、とうがらしとか今まで出会わなかった言葉を知って語彙力が上がりそうです。
    鳥はみんな「鳥さん」と言うけど、「鳥の中でもこれはニワトリ」「これは七面鳥」なども学べそうです。

    落花生を見て「これは食べる物じゃないでしょねぇ」と言っていたw

    しりとりが前半はストーリー的に繋がっているけど、リュックサックから唐突に話題が変わった。

  • しりとりになってた!  あほうどりが おもしろかった(^○^)(4歳)

  • ページ内の単語の数に緩急あるの好き。
    娘は全く興味なし。
    リピはないかな。、

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著者プロフィール

1927年、青森県三戸町に生まれる。1949年、上京し漫画家としてスタートした。漫画『ブウタン』で第1回小学館漫画賞、『11ぴきのねこ』で第15回産経児童出版文化賞、『11ぴきのねことあほうどり』と日本経済新聞連載の漫画『バクさん』で第19回文藝春秋漫画賞受賞。『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』で、イタリアの子どもたちが選ぶイタリア・ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。一連の業績に対して、1993年に日本漫画家協会賞文部大臣賞、1995年に紫綬褒章受章。2001年没。

「2023年 『馬場のぼるのおえかき教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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