ちいさな星の子と山ねこ

著者 :
  • こぐま社
3.81
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本棚登録 : 108
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784772100892

作品紹介・あらすじ

いつもかあさんのそばにいた星の子が、初めて緑のマントをもらって地球へ遊びにやってきました。星の子は、地上で出会ったバッタやさかなとすぐに友だちになりますが、いたずらな山ねことは、そうはいきません。マントを破られ、お空へ帰れなくなってしまいます。泣くばかりの星の子に、山ねこは…。月のかあさんのやわらかな光につつまれた、やさしいファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 「はるぷ」こども図書館★選定委員選定図書★

    どの絵本が一番だろうか。
    そう考えだしたら迷ってしまう。
    絵の綺麗な絵本。
    話がためになる絵本。
    もう忘れてしまったものばかりだけれど、今まで沢山の絵本を見てきた。

    評価するときに、こちらの本は
    個人的なものをいっぱい加えて評価★5をつけさせていただく。
    思い出がいっぱいつまっており、わたしにとって特別な絵本であるから。

    * 月のかあさんには たくさんの 星の子どもがおりました。*
    その中の一番ちいさな星の子がマントをつけてはじめてちきゅうにやってくるお話。
    星の子と山ねことの出会いの物語。

    無邪気な星の子が、可愛いすぎる。
    そして、実はやさしい山ねこ
    物知りなフクロウもいい感じ。

    この絵本をいいと思ってくれる人がいると、すごく嬉しくなる。

  • 星の子が緑のマントをもらって地球に遊びに来た。
    月の子は地球から逐一お母さんに報告をする。
    バッタや魚と遊んで友達になるけれど、山猫はなかなか友達になってくれない。
    そうこうしているうちに、山猫のせいでマントが破れてしまう。
    マントが破れては空へ帰れない。
    泣き出す星の子。
    物知りのフクロウがヤママユの糸で繕うことを提案する。
    山猫はヤママユを取り、茹で、糸を取ってマントを繕う。
    その間、星の子はぶどうを食べたり楽しんでいる。
    やっとマントが直り、星の子は空へ帰っていく。
    ちょっと寂しく思う山猫だが、ここ何日は寝ないでマントを直していたのでやっと静かに眠れる、と眠りにつくのだった。

    緑のマントを山猫がヤヤマユで繕う。
    なんだかんだでいい山猫。
    かわいい話。

    文字の量は少し多め。

  • 4-7721-0089-X C8793 P1200E

    ちいさな星の子と山ねこ

    作者:にしまき かやこ
    発行所:こぐま社

  • 「いつもかあさんのそばにいた星の子が、初めて緑のマントをもらって地球へ遊びにやってきました。星の子は、地上で出会ったバッタやさかなとすぐに友だちになりますが、いたずらな山ねことは、そうはいきません。マントを破られ、お空へ帰れなくなってしまいます。泣くばかりの星の子に、山ねこは…。月のかあさんのやわらかな光につつまれた、やさしいファンタジー。」

  • 7分

    星はお月さまの子どもなんだね。

    みどりのマントをもらった星の子。地球に降りてバッタやさかなと仲良くなります。
    その様子をみていた山本ネコが星の子を捕まえようとしてみどりのマントが破れてしまったので、大変です。

    やままゆで糸をとり、マントを縫って夜空へ帰してくれた山ネコ。
    素直わ星の子が可愛くなった山ネコでした。

  • やまねこさんの思いやりがかわいい。

  • 月と星が、親子っていうのがいいね〜

  • 2013.6.13読了 保育園から借りてきた本

    んー、糸を紡ぎ出す場面はいいなと思ったけど、あとはわかりやすい場面展開。

  • お月様の子どもの星が地上に遊びに行く話し。『おかーさーん!魚さんとお友達になったよ』とお月様に話しかけます。しかし山ねこが星のマントを破いてしまい、空へ帰れなくなってしまします…。

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著者プロフィール

西巻茅子(にしまき かやこ)
1939年、東京生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科卒業。学生時代からリトグラフ、エッチングを手がけ、日本版画協会展新人賞、同奨励賞受賞。『ちいさなきいろいかさ』(シナリオ/もりひさし)で第18回サンケイ児童出版文化賞、『えのすきなねこさん』で第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞。『わたしのワンピース』は刊行から50年をこえ、長く愛され続けている。

「2022年 『講談社のおはなし絵本箱 おおきなかぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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