メルヘンビルダー―フィッシャーが描いたグリムの昔話

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制作 : ハンス フィッシャー  Hans Fischer  佐々 梨代子  野村 〓 
  • こぐま社 (2013年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772102186

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メルヘンビルダー―フィッシャーが描いたグリムの昔話の感想・レビュー・書評

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  • 今夏出たこの一冊を、どうしても読みたくて待ち続け、ようやく借りられた。ああ、長かった。。
    一枚の絵にひとつのお話がぎゅっと詰まったこの本。
    その「一枚絵」を描いているのは「こねこのぴっち」の作者さんであるハンス・フィッシャー。
    あとがきを読むまで知らなかったが、祖国スイスでは壁画なども多数手がけた方らしい。
    どの「一枚絵」も明るく、軽やかな線と愛嬌のある描写で、隅々まで描かれているから相当細かいのに、目が疲れることもない。
    むしろ、細部に描かれているものたちを見つけ出す楽しさがいっぱい。
    グリムのお話(全9話)なので、どれも知っているものだらけで、絵のあとに本格的な文章が続くがどんどん読めてしまう。
    子どもがまだ小さかったら、絵だけを見せて、長めの文章は大人が読んであげても良いだろう。
    少し大きな子だったら、文章を先に読んでから絵を眺めて楽しむかもしれない。
    年齢によって様々な読み方が出来そうだ。
    装丁がしっかりしているので、プレゼントにも良いかもしれない。

    ちなみに、この表紙は「ヘンゼルとグレーテル」である。
    あの有名な「お菓子の家」を中心に描いて、ふたりのきょうだいとちょっと不気味なおばあさんがいたりして、眺めているうちに「ああ!これは・・!」と分かる仕組み。
    「一枚絵」というのは元々ヨーロッパに古くから伝わる技法で、字の読み書きができない人たちにキリスト教の教えや知識、世界のふしぎなどを伝えるものとして親しまれていたものらしい。
    日本の絵巻物ともやや似るが、こちらは新聞紙片面よりやや小さいサイズだったという。
    色々な作家さんがグリムの作品の一枚絵を手がけたらしいが、フィッシャーで良かった!と思う一冊。

    一枚の中に何がどんな風に描かれているか探す楽しみあり。
    そしてグリムのお話を忘れかけている人は、「あのお話ってこんなだったの?」と再発見の楽しみもあり。

  • グリムの9つのお話を9枚の絵が彩る絵本。
    絵本が大きいので細々描かれた絵を隅々まで見るのが楽しい。
    チビちゃんたちにはもっと絵がたくさんある絵本の方がよかったようで、飽きるのが早い。
    何度か読んでみて「飽きる」というより「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきん」などは絵が少ない分、想像をたくましくして途中で怖くなってしまうよう。
    何度も読んで話を知っている「7ひきのこやぎ」は最後まで話をきいていた。
    絵が少ないってけっこう面白いかもしれない。

  • 教文館「こねこのぴっち」展をみにいって入手。
    グリム童話から「ヘンゼルとグレーテル」「うさぎとはりねずみ」「赤ずきん」「「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、出ろ」」「長靴をはいた雄ねこ」「おおかみと七ひきの子やぎ」「しあわせハンス」「ならずもの」「七羽のからす」の9篇のお話にそれぞれ一枚絵をつけたもの。人物はちょっととぼけた雰囲気でかわいく、動物たちは特徴がよくとらえられた躍動感があるたのしい挿絵。

  • ハンス・フィッシャー メルヘンの国のマイスター『こねこのぴっち』絵本原画展
    開催期間:2013年7月13日(土)~8月25日(日)
    入場料:大人800円 大・専門学校生500円 高校生以下100円 幼児無料
    場所:銀座教文館9F ウェンライトホール
    東京都中央区銀座4-5-1 TEL: 03-3561-8446
    http://www.kogumasha.co.jp/event/index.html

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    「「メルヘンビルダー」とは、ドイツ語で「メルヘンの絵」という意味。
    物語のはじまりから結末までを、一枚の絵の中に描く手法(一枚絵)を使って、ハンス・フィッシャーが昔話の世界を描きました。独特の軽やかな線に温かな水彩で色付けされた絵は魅力的で、何度眺めても飽きません。

    原書はフィッシャーが雑誌に連載していたグリムの一枚絵を集め、スイスの出版社から“Marchenbilder”として出版されました。今回の日本版では、原書には入っていなかった絵も3枚収録しています。

    文章は総ルビで、原書通りグリムの原文に忠実な訳文。ドイツ文学の研究者とベテランの語り手の協力による訳で格調高い味わいを残しながら、子どもが耳で聞いても楽しめるものとなっています。 」

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