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- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772102230
作品紹介・あらすじ
はなちゃんは空色ぼうしが大好き。ぼうしもはなちゃんが大好き。でも、ある日、とつぜんの風で空のかなたにふきとばされて-町から海へ山へ、そして月まで…。はなちゃんのもとへもどろうと風にのってぼうしは孤軍奮闘!ダイナミックな展開と絵でおくるはなちゃんのぼうしの大冒険。
感想・レビュー・書評
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はなちゃんのお気に入りの空色の帽子が風に飛ばされて飛んで行ってしまう。
帽子がついた先は動物園のキリンの頭。
キリンはこれはいい、と気に入るけれど、キリンなんかの帽子は嫌だ、僕ははなちゃんの帽子なんだ、と思いまた風に吹かれて飛んで行く。
かぼちゃ、渡り鳥の夫婦、クジラ、山と次々と飛んで行ってまた風に吹かれて逃げ出す。
最後、月の帽子にされそうになって逃げだそうとするけれど、もう風はない。
何とかして落ちて、道路に落ちる。
そこへ、ずっと帽子を探していたはなちゃんが通り掛かって帽子を見つける。
暗くなってももう少しもう少しとずっと探していたらしい。
はなちゃんと空色の帽子は無事再会出来るのだった。
世界一周くらいしてそうな帽子。
月まで行ってまた同じような場所に戻って来れるなんて運がいい。
帽子の執念か。
風に飛ばされて空を舞っている大胆な構図は気持ちがいい。
はなちゃんの帽子でありたいのは分かるけれど、「○○なんかの帽子は嫌だ」の「なんか」という言葉遣いはよくないと思った。
読んでであまりいい気はしなかった。
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