子どもに語るグリムの昔話 3

  • こぐま社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190091

感想・レビュー・書評

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  • 似た話はほかの国の昔話にもあるあると思いながら読んでいくと楽しい。

    例えば『「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、出ろ」』。どこからどこまでがタイトルなの?と思いきや全部なのね(* ´艸`)人間の欲深さや見栄などを思い知らされる話。

    「忠臣ヨハネス」舞台があちこちに飛んでついていくのに息が切れる。物語全体に魔法的な力がはたらき、亡き者が生き返ってめでたしめでたし!いいなあ、こういうなんでもアリっていう話も!

    初めて読んだ話は、結末が気になりますが、あまり予想が当たりません。そんな予定不調和なところが返って面白い。

  • 七わのからす/星の銀貨/ヘンゼルとグレーテル/三人の糸つむぎ女/「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、出ろ」/手なし娘/うさぎとはりねずみ/ものしり博士/ラプンツェル/忠臣ヨハネス 全10話収録   

    原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝える。練られた訳文は、声に出して読みやすく、聞いているとお話の情景が浮かんでくる。

  • 4-7721-9009-0 c0098P1500E

    子どもに語る グリムの昔話 ③

    訳者:佐々利代子(ささ りよこ)
    訳者:野村泫(のむら ひろし)
    発行所:株式会社こぐま社

    ヤーコプ・グリム
    ヴィルヘルム・グリム


    1991年10月25日 第1刷発行
    1993年11月1日 第7刷発行


    ・七羽のカラス
    ・星の銀貨
    ・ヘンゼルとグレーテル
    ・三人の糸つむぎ女
    ・「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、でろ」
    ・手なし娘
    ・うさぎとはりねずみ
    ・ものしり博士
    ・ラプンツェル
    ・忠臣ヨハネス

  • 児童青少年の読書資料 94

  • グリム童話

    七わのからす
    星の銀貨
    ヘンゼルとグレーテル
    三人の糸つむぎ女
    「おぜんよ、したく」と金出しろばと「こん棒、出ろ」
    手なし娘
    うさぎとはりねずみ
    ものしり博士
    ラプンツェル
    忠臣ヨハネス
    全10話収録   

    付録・小冊子「グリムを語る」vol.3(真壁伍郎)

  • 多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。

    「昔話は、タカラの山です」として紹介。

  • 七わのからすを読んでいただいた。
    アンデルセンの白鳥を思い出した。

  • このシリーズのグリム童話は全6巻だがどれもおもしろい。有名な作品だけではなく、絵本にはなっていないような作品も含め楽しめる。親による読み聴かせももちろんだし、子どもが自分で読めるようになってから読む本としてもおすすめ。
    第3巻では「『おぜんよ、したく』と金出しろばと『こん棒、出ろ』」のように痛快な作品から、ディズニー映画の原作「ラプンツェル」もあり、最後に収録されている「忠臣ヨハネス」は命と引き換えにしても大切な人を守ろうとする話で強く印象に残る。

  • ラプンツェルって植物の名前だったのか。
    いつものことだけどそれぞれの話の中表紙がうつくしい。。

  • 請求記号【94 グ 3】昔話は、耳で楽しむおはなしです。

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