子どもに語る北欧の昔話

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制作 : 福井 信子  湯沢 朱実 
  • こぐま社 (2001年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190367

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子どもに語る北欧の昔話の感想・レビュー・書評

  • ストーリーテリングのテキストとして。
    スカンジナビア半島を中心にした北欧5カ国の民話全15話が載っている。
    5カ国にはフィンランドとアイスランドも含まれている。
    国名を聞いただけで何だか寒そうで(笑)、厳しい自然の象徴のような「トロル」という存在がたびたび登場する。
    深くて暗い森や湖、すさまじい嵐、荒れ狂う海。
    そんな環境だからこそ、トロルという魔物も生き延びてきたのだろう。
    時に女だったり、また男だったり、魔女のおばあさんだったりするトロルを、人間の知恵と勇気でやっつけてはその宝物を手にして、幸せを手に入れる。そういうパターンのお話がとても多い。
    お姫様も登場するが、華やかさはなく、わりと気さくで行動的だ。
    全体に骨太だが毒は無く、英国のお話などと比較するととても良心的に感じてしまう。

    ヘンゼルとグレーテルにそっくりな『屋根がチーズでできた家』。
    猫というものを誰も知らなかった頃のお話が『正直な若者とねこ』。
    よく聞く『おんどりときつね』も入っている。
    主人公が怒涛の半生を歩む『木のまたアンティ』。
    その展開はナシでしょ、という無茶な話はひとつもない。
    こういう民話を読むと、自分がとても素直な人間になれそうな気がするな。

  • スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド、ノルウェーやら北欧の五カ国から厳選された昔話。
    こども向けだったのであっという間に読めました。
    特に最後の木のまたアンティの話にはやられました。
    実直で、日々の働きを大切にすること。
    厳しい環境の中で育った北欧人の魂を感じさせられます。
    ヘンゼルとグレーテルにも似た話もあり、グリム童話が今度は気になってきました。

  • 小話がいくつも集まってできた物語集です。少しずつ読んだりして、1話1話をじっくり読むことをオススメします。北欧のふんいきをぜひ感じとってみて下さい。
    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=308491

  • フィンランドの民話で「ポホヨラ」「ロウヒ」という、カレイラ(=フィンランド神話)にも出てきたワードが出てきたが、やはり双方は繋がっているのか?

  • 《内容》
    りすとてぶくろと針(フィンランド)
    仲良くくらしている3人ですが、針はマイペース。
    そんな針が2人にあっと言わせるいいものを見つける。

    北風をたずねていった男の子(ノルウェー)
    男の子が、吹き飛ばされた粉を北風のところから取り返しに行く話し。

    銅なべ(デンマーク)
    鍋が必要なものを持ってくる話し。

    屋根がチーズでてきた家(スウェーデン)
    ヘンゼルとグレーテルと似た話し。

    小さなおいぼれ馬(デンマーク)
    うぬぼれ王子様が、馬に変えられてしまう話し。

    正直な若者とねこ(アイスランド)
    息子が親の残した財産を夢のお告げ通りにに使い幸せになる話し。

    トロルとうでくらべをした少年(スウェーデン)
    賢い少年がトロルをたおすえお話し。

    トリレヴィップ(デンマーク)
    ルンペルシュティルツヘンと三人の糸紡ぎ女を合わせたような話し。

    いのちの実(デンマーク)
    遺産相続で、りんごの木一本しかもらえなかった末息子の成功譚。

    リヌスとシグニ(アイスランド)
    トロルに囚われた王子を娘が助ける話し。

    おんどりときつね(ノルウェー)
    きつねがおんどりを騙し、おんどりがきつねを騙す話し。

    赤いめ牛(デンマーク)
    赤いめ牛が王様の娘を助ける話し。

    屋敷こびと(フィンランド)
    屋敷の小人に心優しい料理人がスープを与え料理人を助ける話し。

    ドブレ山のねこ(ノルウェー)
    山に住む人間とトロルが、争うことなく上手く暮らしている話し。

    木のまたアンティ(フィンランド)
    金持ちの跡取りになる運命を持って生まれた男の子の波乱の半生。

    後書き一部引用

  • おんどりときつねは中高学年に良いそう。屋敷こびと、りすとてぶくろと針も面白かった。

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