自殺の危険 新訂増補版: 臨床的評価と危機介入

著者 :
  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772408950

作品紹介・あらすじ

今回の改訂にあたり、近年の自殺の実態と著者の長年の臨床実践をふまえて初版の記述を大幅に書き改めた。さらに、過労自殺や職場におけるメンタルヘルス、ポストベンション、自殺予防に大きな影響力を持つマスメディアの報道の仕方、群発自殺、法的問題、学校での自殺予防教育、自殺予防ガイドライン作成に向けての各国の動向、等、新たな書き下ろしを加えることにより、前書の約2倍の内容を収録した。本書において著者は、自殺の危険を評価するための正確な知識と面接技法の要諦を多くの症例を交えて解説している。本書はまさに自殺予防に関する臨床的知見の宝庫であり、専門的研究の決定版である。医学・心理学・看護等、すべての心の専門家、また、自殺の危険の高い人を理解しようという家族や友人に多くの示唆を与えるであろう。

感想・レビュー・書評

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  • 質も量も、自殺研究に関してはこれほどの本はありえないと思う。自殺はどうしてもケーススタディ(事例研究)が多くなり、その分迷信やらが多くなるが、統計的に処理する、またはデータから考えた対応策が必要だと思われる。

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著者プロフィール

防衛医科大学校・防衛医学研究センター・教授。精神科医。
著書:『自殺予防』(岩波新書)、『自殺、そして遺された人々』(新興医学出版社)、『医療者が知っておきたい自殺のリスクマネジメント』『自殺のポストベンション:遺された人々への心のケア』(医学書院)、『新訂増補 自殺の危険』(金剛出版)、など。
訳書:ヘンディン『アメリカの自殺』(明石書店)、シュナイドマン『アーサーはなぜ自殺したのか』(誠信書房)など。

「2007年 『自殺で遺された人たち(サバイバー)のサポートガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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