認知行動療法・禁煙ワークブック―Re-Freshプログラム

著者 : 原田隆之

• 金剛出版 (2014年4月15日発売)

作品紹介・あらすじ

依存症への治療効果が実証された認知行動療法の再発予防モデルに従って、ステップ・バイ・ステップで禁煙を実行する。喫煙パターンのモニタリングから、ストレス対処法、思考ストップ法、リラクセーション法、そしてタバコの禁断症状をマインドフルに観察する「渇望サーフィン」まで、さまざまな科学的テクニックを応用しながらタバコの紫煙に別れを告げよう!禁煙外来とも併用できる8ステップ禁煙セルフワークブック。

感想・レビュー・書評

[oriduru1970さんの感想 · 2017年8月6日]

何かのキーワードで検索したら、この本が出てきたんだと思う。
行動を変えるためのヒントが欲しくて読んでみた。

行動を変えるためには、まず今の自分の現実を把握する必要がある。
セルフ・モニタリングをして自己理解を進める。

五つの感謝は、ハーバードの人生を変える授業でも取りあげられているみたいだ。読んでみよう。

何か行動を起こしたのなら、その努力を可視化する。

自分で問題だと思う行動を起こしたいという願望が起きたら、15分気を逸らせる。願望は15分で消える。
そのためには思考ストップ法と渇望サーフィンが有効。
思考ストップ法とは代替行動のこと。15分間続ける。
渇望サーフィンは、なぜその願望が起きたのか、じっくり観察してみること。

著者プロフィール

筑波大学人間系教授

「2023年 『現代の臨床心理学1　臨床心理学　専門職の基盤』 で使われていた紹介文から引用しています。」