パパルール: あなたの家族を101倍ハッピーにする本 ファザーリング・ジャパン公式テキスト
- 合同出版 (2009年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772604529
感想・レビュー・書評
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ここんとこ「パパ系」立て続けで読んでます。 FJ安藤さん+小崎さんの本。あたりまえの話なのかもしれないけど、安藤さんのあとがきが「いいね!」
この本に書いたことは、僕らがこれまでの育児で悪戦苦闘して得た「我が家のルール」です。でもこのルールは、各家庭によって違って当然。肝心なのは、みなさん一人ひとりが自分流にルールをカスタマイズし、作り上げていくことです。
「父親はこうでなければいけない」という縛りに捕らわれず、自由に楽しく、自分流にパパを楽しんでください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パパの育児概念について。
個人的には新しいことは特に書いてた感じはしなかった。
けどまぁ、定期的にこういうの読まないと、
自分の子どもに対しての気持ちが盛り上がらないので、
定期的に目を通す必要があることに気づいた。
俺はすぐに子育ての大事さを忘れる。
それはママが優秀だからなんだろうなぁ。 -
家族を101倍幸せにする、101のルールを紹介したファザリングジャパンの公式テキストと銘打たれた本。「一緒に寝て幸せをかみしめる」「子どもとパパだけの時間をつくる」「パパの価値観を貫く」「あたりまえに靴をそろえる」「家族で食卓を囲む」「子どもと感動を共有する」といったあたりまえで基本的なことが、すごく心に響く。できること、やってみたいなと思うことから始めて、楽しく子育てができればと思う。
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なんだろう。
こういう団体に入りたいわけではない。
パパ友も、欲しくはない。
おしつけは、いらない。
でも、パパ嫌期。どうしたものか。
ということで、考えた。
多分、原因は、自分にある。
嫌われた→頭にきてどっかにいっみる→ますます
嫌われる、という、それだけ。
ちゃんと、子供のことをみてるだろうか。
スマホをみてないか。
同じ目線でいるだろうか。
なにかを終わらせることを目的にしてないか。
やること自体が本当は楽しいのではないか。
子供の話をちゃんときいているか。
否定したり、遮っていないか。
ちゃんと向き合う、それでいいのかもしれない。
って書けばいいのに。
カッコつけずに。
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ちょっと厳しい書き方をされてるところもありますが、大事なことがいくつも書かれている。特に最後の101個目の話は忘れないようにしたいなあ。本当に子どもと家族と笑っていられるように。
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33子どもの病気・ケガに対応できる
40子どもとパパだけの時間を作る
→俺には殆ど無かったなあ。
43仕事のことを語る
→同上。語れる様な仕事をし、かつ語れる様に自分の仕事を咀嚼できてないとダメ。
★61パパ友を作る
→子どもを媒介に地域コミュニティへの参入。これは重要な観点。
62言葉や態度に表して、ママをくどく
80自分の親を大切にする
→自分を大事にして欲しくば…
★89育児休暇は、人生のターニングポイントだ -
著者である安藤哲也氏はNPO法人Fathering Japan代表理事。2006年に父親の育児支援を行う上記法人設立。日本中を飛び回り、全国の父親たちにエールを送る。
小﨑恭弘氏は神戸常盤大学短期大学部幼児教育学科准教授。
日本ではまだまだ父親が育児をすることに対して「特別視」する向きがある。だから、父親がもっと自然に、自由に育児ができる社会にムードを変えていくこと。その空気を醸成していくことを著者はミッションとしている。
本書は、そんな思いを101のルールとして紹介している。
イクメンという言葉も死語に近いように当たり前のように育児に参加するパパは確かに増えてきている。しかし、どこまで育児に参加すれば正解であるとかいうことは一切ない。
人によってもそうだし、置かれた立場、環境によっても大きく変わる。その時に出来ることを一生懸命、周りにも理解を求めながらやっていくというのはパパにとってもひとつの使命である。
全て育児が大切だからどうぞどうぞパパも育児に参加してくださいという風潮が訪れるのは随分先になるだろう。その難しい環境の中で妻そして子供を守っていく努力をするということが求められている。
正解はない。
しかし、ぼんやりとしたそれに向かって努力をし続けることは誰でも出来ることである。 -
とても面白く、為になる本だった。来年に子どもが生まれるので、読んでみたが、子育てを楽しもうというスタンスがイイね。
堅苦しい話はなく、スイスイ入っていった。子どもが生まれたらまた読みたい。同じ著者の別の著書も読みます。*\(^o^)/* -
2012年11月1日読了。ファザリング・ジャパンなるNPO団体の代表であり「イクメン」のはしり?の著者による、イクメンパパをはじめようとする男性へのアドバイス集。いろいろあるがまずは「楽しめ」ということに尽きるのか?綿密に計画を立てるが計画には振り回されず、突発事象をいかにコントロールするか?に手腕を発揮する。子育ては遊びでも仕事でもない、「楽しいプロジェクト」という面白いものであり、かつ刻一刻と変化するものであるので一瞬一瞬を見逃さぬよう、積極的に関わっていくとそれに見合ったリターンが得られる、ということか。そんなもんかね。ほっこりしたイラストがいい感じ。「おろおろしつつ堂々と振舞う」って難しいような気もするが、考えてみれば仕事だってマンションの集まりだって、なんだってそんな感じだよな。
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【読書その73】父親になることがわかってから読み続けているNPOファザーリングジャパンの安藤哲也氏と小崎恭弘氏の著書。小難しいことを言うこともなく、これまで育児を楽しみながら子供に向き合ってきた著者からのアドバイスは非常に参考になる。
この本を読んでの気づきは以下の3点。
①しんどさ2分の1、楽しさ2倍。
本書では、「子育ては、色々な感情を2人でシェア」べきという。
気に入ったフレーズは、シェアできれば、「しんどさは2分の1。楽しさは2倍」。
夫婦は「子供」を共通項として、つらいことも楽しいことも共感し、支えあって生きていける。
一時期は結婚に対する憧れは全くなく、したいとも思ってなかったけど、
自分の価値観も変わった。
自分自身、結婚して色々制約も増えたけど、その分、
夫婦でシェアをして、いい方向に向かっている。
結婚っていいなと思う。
②ママの夢を応援する
本書では、「子供に「夢に向かって努力しなさい!」なんてお尻を叩くよりも、
パパやママが夢を叶うように努力して応援しあっている姿を見せる方がいい。」という。
本当にその通りだと思う。
自分は結婚後も自分の夢を変わらず追いかけているけど、妻にはかなり色々あきらめさせて
しまった。だからこそ、夢を応援したい。
③自分の親を大切にする。
この本を読んで一番ハッとしたこと。
「子供にしてほしいと思うことを今、親にしてあげる。そして、その姿を子供にみせておく。
子供が大人になったときに親との付き合い方のモデルになる。」
自分自身、子供ができて、本当にこのように感じるようになった。
自分が自分の息子にしてほしいことを、自分の親にやっていきたい。
気持ちがあっても、形にしないと伝わらないもの。