次の大量絶滅を人類はどう超えるか:離散し、適応し、記憶せよ

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制作 : 熊井ひろ美 
  • インターシフト (2015年4月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772695442

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次の大量絶滅を人類はどう超えるか:離散し、適応し、記憶せよの感想・レビュー・書評

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  • 盛りだくさんの内容である。地球はこれまで少なくとも5回(20億年前のものを含めると7回)の大量絶滅があった。酸素による絶滅、全球凍結、オルドビス紀、デボン紀、ペルム紀、三畳紀、白亜紀の絶滅である。しかしその度に生物は適用し、生き延び、強くなってきた。現在我々は、6回目の絶滅の只中にいるのか。
    20数億年前、シアノバクテリアは、酸素を排出する能力を獲得し、それに伴い、嫌気性であるほとんどの生物は死滅した。
    産業革命以降、人類は二酸化炭素を排出し続けてきたが、今後、温暖化により多くの生物が死滅した場合、シアノバクテリアのそれと同じ意味合い、即ち、生物の生存競争との意味合いを持つのだろうか。それとも知性を有する人類のそれは、異なる意味合い、つまり防がれるべき事象と考えるべきなのだろうか。
    興味は尽きない。

  • 近未来の来るべき環境変化による人類絶滅の危機をどう乗り越えうるか現在の科学でどこまで対応できるかを検証、想像。
    KT境界やペルム紀の絶滅などの理由を概観。隕石などの外部変化とそれに呼応する地球内部の変化による大気・気温などの環境への不適合、フードチェインへの打撃で多くの種族が絶滅。
    二酸化炭素への対応は当然のことだが、現在の農作物や食料の最適化は大きなリスクを孕んでいるとする。また都市生活のインフラも大きな環境変化には耐えられない。そのため、エネルギー、食物の自給自足、融通のレベルを高めないといけない。

  • 内容はタイトルの通り。人類が100万年生き延びるために選ぶべき道が論考されるが、こういう科学に根ざした楽観主義は、あるようで無かったタイプの本で、新鮮な読後感。

  • あまりにも積ん読が増えたので、しばらく本を買うの止めて、未読の本の山を減らすことにする。
    なんだろうな、最近、昔に比べて、読むスピードが落ちているんだよね。

    年取った、集中できない、というのもあるけど、以前、あまりに濫読していて、本を味わう感じがなかったので、本を楽しもう、味わおうと思って、読んでるとなかなか進まないというのもある。

    というわけで、しばらく封じていたダウンローディング読み(!)で、しばらく読んで行きます。

    さて、この本のタイトル、すごいですね。NLPのミルトン言語的には、
    「次の大量絶滅」は、あるかないかでなく、「ある」という前提になっている。
    「人類はどう超えるか」で、超えることは前提になっていて、「どう」が問題になっている。

    普通こういうタイトルって、日本語になるときに、こんなふうになるのだけど、原題(サブタイトル)は、"how humans will survive a mass extinction"でそのままですね。

    地球において、過去に5回の大量絶滅があって、ほとんどの生物が死に絶えたあと、残った僅かな種がそこからあらたな進化のプロセスを進むというパターンがあって、おそらく現在は6度目の大量絶滅の過程にあるのだろう。

    人間もこれまで何度も絶滅の危機を超えているので、これまでの経験を踏まえて、どう生き残るか。あと、100万年くらいの長さで。

    近未来を考えると、人口の増加、資源やエネルギーの枯渇、温暖化など地球レベルでの環境問題の進展とか考えると、今の社会が持続可能でないことは明らかで、暗い気持ちになる。

    で、この本を読むと元気がでる。

    というわけでもなく、最終的には、いろいろな災害等で、大量の絶滅は生じるだろう、たくさんの命はうしなわれるだろう。でも、探索を続ける限り、種としての人間は生き残るだろう。

    みたいな話しで、近未来の崩壊は、前提になっているわけですね。

    その後で、どう生き残るか、ということですね。

    そこに、いろいろな科学技術が使えそうだというで、暗い気持ちはやや改善するものの、なんだかね〜、な気持ちも残る。

  • 無理でしたな。
    あんま興味ねえわ。
    次行こう。

  • 五度の大絶滅「ビッグファイブ」の解説と、現在を六度目の最中として、それを引き起こした人類のみが止め得るという主張。離散・適応・記憶によって人類を100万年存続させるというテーマで、都市の改造、地球のテラフォーミング、小惑星監視、さらには脳のソフトウェア化による宇宙進出まで話は進んでいく。

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次の大量絶滅を人類はどう超えるか:離散し、適応し、記憶せよの作品紹介

人類は迫り来る大災害をいかに生き延びるか?

気鋭のサイエンス・ジャーナリストが
世界の100人を超える最先端科学者らに取材。
大災害・大量絶滅の地球史・生命史・人類史を探究し、
その要因と対策を徹底考察。

都市を変え、地球環境を変え、
ついには人類みずからを変えることによって、宇宙へ広がる。
ーー滅亡する前に「離散し、適応し、記憶せよ! 」

 ★Amazon.com:年間ベストブックス(サイエンス部門)&月間ベストブック
 ★『ロサンゼルス・タイムズ』紙:年間ベストブック・ファイナリスト

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::著者:: アナリー・ニューイッツ
サイエンス・ジャーナリスト。サイエンス&カルチャー・ウェブサイトio9.comの編集長。
『ワイアード』『ポピュラーサイエンス』『ワシントンポスト』などに寄稿。

::目次::

はじめに:私たちはみんな死んでしまうのか

●第1部:大量絶滅の歴史
 第1章:地球環境の破局が新たな進化をもたらした
 第2章:絶滅が始まる二つの原因
 第3章:大絶滅
 第4章:恐竜たちに起こったことの真相
 第5章:六度目の大量絶滅、いま進行中?

●第2部:人類は絶滅寸前だった
 第6章:アフリカのボトルネック
 第7章:ネアンデルタール人との出会い
 第8章:大疫病を超えて
 第9章:飢餓の世代

●第3部:生存者からの教訓
 第10章:離散せよ・・ディアスポラの足跡
 第11章:適応せよ・・世界最強の微生物に学ぶ
 第12章:記憶せよ・・南へ泳げ
 第13章:実用主義的楽観論、または生存の物語

●第4部:死を寄せつけない都市を築く
 第14章:突然変異する大都市
 第15章:災害の科学
 第16章:数学を使ってパンデミックを食い止める
 第17章:隠れる都市
 第18章:どこでも農地

●第5部:今後一〇〇万年の展望
 第19章:地球をテラフォーミングする
 第20章:うちの近所には来ないでくれ
 第21章:宇宙エレベーターに乗って
 第22章:肉体はなくてもいい
 第21章:タイタンの湖畔で

:: 絶賛!::
私たちの未来はSF映画も想像できないような奇妙なものかも知れない。
ーー『ワイアード』誌

人類が大量絶滅をいかに生き残るかについての、感嘆すべき本!
ーー『ポピュラー・サイエンス』誌

迫り来る大量絶滅を人類が超えるには、抜本的な転換が求められる。
我々は今それに挑戦しようとしているのかも知れない。
ーー『サイエンティフィック・アメリカン』誌

次の大量絶滅を人類はどう超えるか:離散し、適応し、記憶せよはこんな本です

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