野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ

著者 :
  • 五月書房
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本棚登録 : 106
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772704915

作品紹介・あらすじ

ボランティア活動やマクロビオティックをへて独自の食養のおしえを見いだし、京都の山奥・綾部に住んで、野草と自家製野菜でほぼ自給自足の生活を実践する若杉ばあちゃん。70歳を超えても老眼鏡・補聴器いらず、自転車をとばして遠乗りし、スクワットも軽々こなす元気者。そんなばあちゃんのこしらえる野草料理からは、ほんまもんの"生き抜く力"が匂い立ってくるのです-。

感想・レビュー・書評

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  • 野草の調理法、これからを生きるための方法を指南。
    この方のように生活することは、全ては難しいが、地に足つけて、地域に根付いて生きていきたいと思った。

  • 春になったら里山に行って、野草を摘んで食べてみたいと思う。

  • 若杉おばあちゃんの写真集のような本。この前に何冊か読んでいたので新たな気づきはなかった。もっと野草についてたくさん書かれているかと思ったので残念。

  • 野草を゛いただく゛という観点で知識をえることができます。わかりやすく、写真がおおいので、よく伝わります。単なる解説ではなく、陰陽、右回転といった宇宙的?な観点からの解説と著者の年輪にシンプルな説得力がありました。

  • 「なんでもっと早くに買わなかったんだろう?」
    読み終わって最初に思いました。本屋でこの本や他の著書を見て興味は持ちながら買わないでいました。今、陰陽の勉強を集中的にやっていることもあり、おっしゃることがひとつひとつ身に染みます。この本は特に野草の説明と使い方がカラーでのせられており、使う時のイメージがわきます。折しも芽吹きの時期、雨水を控えた今、家の近くでどんどん出てくる野草を利用していきたいと思います。

  • 自然に生えている究極の食材野草と陰陽の食べ物の関係の内容。おばあちゃんの知恵が満載。食に対する考えが少し変わるかも。

  •  そもそも『草で楽になる』と書いて『薬』。草は体を楽にしてくれるもの」。かつて静岡で自然食品店を営み、その後、京都綾部の山奥に移住して15年…。とうに70歳を過ぎているけれど、スクワットや縄跳びも軽々できる若杉ばあちゃんが「草を食む暮らし」から得る元気の秘訣を伝授する。
     摘みたての葉っぱ天丼、水辺で育つマコモタケづくしの料理…。作り方だけでなく、自給自足生活者として、食養への思いが熱く語られる。

  • 野草が写真付きで掲載されているのでわかりやすい。
    春の野草が楽しみになる本。

    『陰陽は食べ物だけでなく、物の考え方にも現れる。
    見えない放射能に怯えるくらいなら、体温を上げる食事をして、血とからだを立て替えて、ちゃんとした生活をすればいい』

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著者プロフィール

若杉 友子(わかすぎ ともこ)
1937年大分県生まれ。結婚後静岡市で暮らしていたときに、川の水の汚れを減らす石けん運動などのさまざまなボランティア活動を行なう。そのなかで、自然の野草のチカラに着目。食養を世に広めた桜沢如一の教えを学び、1989年、静岡市内に「命と暮らしを考える店・若杉」をオープン。そこで開いた料理教室は、またたく間に大人気となった。1995年、自給自足の生活を実践すべく、京都府綾部市の上林地区に移住。19年の天産自給生活を経て、現在は生まれ故郷の大分へ。全国を駆けめぐり、陰陽の考えにもとづいた野草料理と、日本の気候風土に根ざした知恵を伝え続けている。

「2018年 『野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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